おばあちゃんに教えてもらったこと – Japanese Listening Practice – N3からN2レベル
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Japanese
みなさん!こんにちは!
The Bite Size Japanese Podcastのレイラです!
元気ですか?
今日のエピソードでは、
私が、私のおばあちゃんから学んだことについて話しますね。
まずは、私のおばあちゃんの紹介からいきます。
私のおばあちゃんは、今85歳で
山口県の田舎の大きな家に、
おじいちゃんと2人で暮らしています。
すごい古い日本の家ですね。
農家の家です。
農家っていうのは、畑や田んぼで
野菜やお米を作る人たちを農家と言いますね。
で、大きな家の前も後ろも畑があります。
今はおじいちゃんの介護で忙しいんですね。
介護っていうのは、歳をとったり、病気をしたり
怪我をした人が、普通の生活ができなくなった時に
その生活のお世話をすることを
「介護」「介護をする」って言います。
そう。ちょっと介護もあったりで、大変なんだけどね。
でも、本当に4年くらい前までは、もうバリバリの農家でした。
「バリバリ」っていうのは、もうむちゃむちゃそれで忙しい。
もう、むっちゃそれをやってるっていう感じね。
畑は4つとか5つぐらいあって、田んぼも3つはありました。
それを全部、毎日毎日やってたんですよ。
大きな田んぼで、お米を育ててたんだけど、
もう毎日そこに行って、水をチェックしたり
何か問題がないかチェックしたり。
畑も4つぐらいあったので、毎日行って
水をやったり、問題がないか調べたり、
本当に畑や田んぼの仕事って、むちゃむちゃ大変なんですね。
でも、それを何十年もやってました。
50年・40年前には、おばあちゃんは
子供、自分の子供3人の世話をして、
そして、おばあちゃんの夫ね、私のおじいちゃんの
両親の世話もして、で、畑や田んぼもやってっていう
むっちゃむちゃむちゃ大変な生活をしていた人なんですね。
本当にお金が全然なかったらしいんですね。
だから、それぐらい働いて、
しかも、家族のお世話もしないといけないっていう
生活だったそうです。
今、おばあちゃんの手を見ると
もう本当にそれが伝わってくる。
おばあちゃんの手は、もう、すごく茶色いの。もう
いつも外にいて、仕事してるから、すごく茶色くって、
で、指が、全部曲がってます。
もう、すごくすごく畑や田んぼとか、料理とか、家事で
いつも手を使っているから、もう今は
全部の指がすごく曲がってて、もうゴツゴツしてて、
茶色くって、そういう手のおばあちゃんですね。
私はそういうおばあちゃんの手がすごく好きです。
あのね、やっぱりずっと田舎で暮らしてるから、
やっぱり昔ながらの日本の考えを持っているんですね。
例えば、最近のファッションだと、
ジーパン、ジーンズに穴が開いてるような、
ジーンズが破れてるような、
そういうファッションってありますよね。
おばあちゃんね、あれが理解できないの。
ああいうパンツは大嫌いですね笑
で、この前もね、おばあちゃんと一緒に街の中を歩いてた時に
前から、そういう、ちょっと膝のところが破れたジーンズを
履いてる女の子が歩いてきたんですね。
そしたら、おばあちゃんが私に、こそっと
「レイちゃん、あんなパンツ履いて山口に帰ってきたら、
家に入れないからね!」って笑
私があんなパンツ履いたら、家に入れてくれないそうです笑
そう。それぐらい嫌いなのね。
あと、髪を染めるのも嫌いみたいですね。
髪が茶色かったり、金色だったり、
まあ、日本人の髪は、大体、黒なので、
私も黒なので、これを染めると、色を変えると
やっぱり、「遊んでる人」みたいなイメージが
おばあちゃんには、あるみたいですね。
あとは、絶対、タトゥーもダメだと思う。
聞いたことないけど、
タトゥーとかは、論外だと思います。
「論外」ってむっちゃ使う言葉なので、ぜひ覚えてください。
「論外」っていうのは、
「論」っていうのは「話し合う」とか「言う」っていう
意味があるんですね。
「外」は外。なので、「話し合いの外」
話し合うことすらできない。
それぐらいダメ、無理ってことですね。
タトゥーは論外笑
穴が開いてる服も論外だし、
おへそ・お腹を見せるようなシャツも論外ですね笑
あの、結構、厳しいおばあちゃんです。
で、ほんと、おばあちゃんは自分にも厳しくて、
化粧もしないです。
人に会う時だけ、お化粧しますね。
でも、ちょっとお化粧もね、下手なんですよね笑
可愛いんだけど。
昔の人の化粧ってさ、
白いファンデーションを塗って
赤い口紅をつけて、眉毛を黒く塗って
っていう化粧もおばあちゃんはします。
それは、でも、本当に、人に会う時とか
あと、お葬式とかでは、化粧をしてますね。
やっぱり、おばあちゃんは、今85歳で高齢なので、
やっぱり、特に、この数年間で、おばあちゃんの友達とか
近所の人とか、親戚がたくさん亡くなってしまった
そうなんですね。
だから、本当に、毎月のようにお葬式に言ってるんですが、
辛いでしょうね、本当に。
で、そうね。おばあちゃんは、
すごく古いものを大切にする人です。
私のおばあちゃんだけじゃなくて、
今、特に年配の人って、
古いものをすごい大切にする人、
物を捨てられない人が多いんじゃないかな?
やっぱり、私のおばあちゃんが生まれたのは
まだ日本が戦争をしている時で、
物や食べ物があんまりない時ですね。
私のおばあちゃんが6歳の時に、6歳かな?
7歳か、忘れたんだけど、
5歳かな?忘れた。
小さい時に、戦争が終わったんですね。
皆さんも知っていると思いますが、
1945年の8月に、広島県に原子爆弾・爆弾が落とされて、
ものすごくたくさんの人が亡くなりましたよね。
街も燃えました。
その「街が燃えてる明かりが見えた」って言ってましたね。
家から広島の方が明るいのが見えたって言ってました。
その爆弾が落ちてから、数日後に
広島から逃げてきた人とかが、結構、
おばあちゃんが昔住んでいた町にいたそうです。
なかなか、すごい辛い体験をしているんですが、
そう。なので、おばあちゃんは
古いものをすごい大切に使います。
例えば、お土産をもらった時に、
そのお土産のラッピング・お土産を包んでいる
きれいな紙とか袋ありますよね。リボンとか。
ああいうのは、全部大切に取ってます。
いつか使おうと思って取ってあるんですね。
で、私がおばあちゃんの家に行った時は、
なんか、おばあちゃんが作ったみそとかおかずとかを
お土産でくれるんだけど、そういう時に、
家に取ってるそういう袋とか箱とか
かわいいやつに入れて、お土産でくれます。
そう。古いものすごい大切にしてるんですね。
で、実は、私の夫のジャックが、
7年前、日本に来た時。まだ私とジャックが付き合う前に、
ジャックを私のおばあちゃんの家に連れて行ったんですね。
やっぱり、おばあちゃんの家、すごい古い日本の家だから
ジャック、楽しいだろうなと思って連れて行ったんですね。
一緒におもち作ったりとか笑
日本のご飯作ったり、いろんなことをしました。
その時に、ジャックがめっちゃびっくりしてたのが
おばあちゃんの家の物の多さ。
物がむちゃむちゃ多いことにびっくりしてました。
この家は、200年間物を捨ててないんじゃないか
って言ってるぐらい、物が多い。
家も大きいんだけど、たくさん部屋があって
そのうちの半分以上が、物で埋まっています。
物だらけで、もう部屋に入れない。
部屋が、使えないぐらい物があるんですね。
本当いろんな物があって、
あと、私だったら捨てるようなペットボトルとか
そういうものも使ってますね。
私は、そういうおばあちゃんは、すごく好きです。
なんか、ね、素敵ですよね。
で、そうそう。今日のエピソードでみんなに伝えたかったのが、
おばあちゃんから学んだ考え方ですね。
それを最後に伝えたいなと思います。
私は、おばあちゃんの考え方に正直、
反対する時もたくさんあります。
おばあちゃんのその考え方、良くないんじゃないのって、
それは嫌だって思うこと、正直、たくさんあるんだけど
だけど、おばあちゃんの考え方も、わからないことはないです。
そういう昔の時代を80年、一生懸命生きてきた人だから、
おばあちゃんが、昔ながらの考え方を持っているのも
よくわかります。
私が、好きなおばあちゃんの考え方ですが、
おばあちゃんは、あいさつみたいに
「おかげさまで」っていう言葉を使うんですね。
「おかげさまで」皆さん聞いたことありますか?
「〜のおかげで」っていうのは、多分知ってるよね?
例えば、「レイラさんのポッドキャストのおかげで、
日本語の練習ができます。」とか。
これは「〜があることで、私は助かっています」とか
「嬉しいです」っていう、感謝の、ありがとうの気持ちを
伝えるときに使う言葉ですよね。
で、この「おかげさまで」っていう言葉を、
おばあちゃんは本当にあいさつのように使うんですね。
例えば、私がおばあちゃんに電話をするときね。
私が前、電話したときに、
「もしもし、おばあちゃん。最近、元気?」
って聞いたんですね。
そしたら、おばあちゃんは
「はい、おかげさまで、なんとかやっています」とか
「おかげさまで、無事に過ごしています」って言うんですね。
「おかげさまで」
この「おかげさまで」には、「〜のおかげで」の
「〜」がついてないですよね。
誰のおかげで元気なの?
何のおかげで元気なの?って、
みんなも思うと思うんだけど、
そう。これがね、おばあちゃんの素敵な考え方が
よく現れてるんだけど、
おばあちゃんはおばあちゃんが、今ここに生きているのは、
本当に全てのおかげだと思っているの。
それは、家族のおかげ。おじいちゃんのおかげ。
私、レイラのおかげ。私のお父さんのおかげ。
近所の人のおかげ。親戚のおかげ。
畑や田んぼのおかげ。病院の先生、看護師さんのおかげ。
あと、天気のおかげ。神様のおかげ。
ご先祖様のおかげ。
こんなふうに、すべてのおかげで、
おばあちゃんは今ここに生きていると思っているんですね。
私は、私は正直、そこまでおばあちゃんみたいに思えなくて、
私が、今ここにいるのは、私が選んだから
ここにいるんだっていう考え方が、
やっぱり少しあるの。自分の中にあります。
だけど、おばあちゃんは、
自分は生かされているって、考えてるんですね。
すべてのもの、環境、神様に守られてて、生かされてる。
自分っていうのは、周りが作っているものなんだ。
周りが自分を生かしてくれている、
命をあげてくれている。そう考えるんですよね。
なかなか、今、言葉で、皆さんにうまく伝えられたかどうか
わかんないんですけど、
だから、私が「おばあちゃん元気?」って聞いても
「おかげさまで、元気です」って言うんですね。
この「おかげさま」はもちろん、
私のおかげだし、他のすべてのおかげなんですよね。
だから、このおばあちゃんのあいさつ
「おかげさまで」っていうのが、
私、すごく素敵だなって思うんですね。
私は、あいさつとして「おかげさまで」っていうのは
正直、あんまり使わないかな。
もちろん、仕事で使うことはあるんですよ。
例えば、今の仕事で、ホテルの仕事なんだけどね。
コンサルタントの人が、「最近、宿のホテルの
売り上げはどうですか?」って聞かれた時に、
私は「あ、おかげさまで、売り上げは安定しております」
って答えると思います。
でも、この意味での「おかげさまで」っていうのは、
コンサルタントさんの「仕事のおかげで」っていう意味なんですよね。
神様のおかげとか、ご先祖様のおかげとか、
そういうニュアンスはないです。
なので、私のおばあちゃんが「おかげさまで」っていう
言葉を使うときね。
それは、なんか、私は、ちょっと素敵だなって
やっぱり、思うことがあるんですよね。
皆さんはどう思いますか?
皆さんも、皆さんのおじいちゃん・おばあちゃんと
皆さんと、なんか、考え方とか、
あと、感じ方って違うと思いますか?
やっぱり、最近の特に若い人は、
なんか、自分が周りに生かされている、
自分が今ここにいるのは、周りのおかげなんだってっていう
考え方を、あまりしなくなってきていますよね。
よく考えたら、今、こうやって私がポッドキャストを作って
皆さんが、このビデオを見ることができているのは、
本当にすべてのことのおかげですよね。
もちろん夫のサポートもあるし、
ちゃんと、こうやってスマホカメラとかマイクを買える
お金があったりとか、あと、
こういうYouTubeを作ってみようって思う気持ちを
サポートしてくれた、そういう私に育ててくれた
父や母とか学校の先生とか、友達とか、
本当にいろんなことのおかげで、
今こうやって私は生きていられるし、
ポッドキャストを続けられるんですよね。
もちろん、皆さんのおかげですよね。
皆さんが聞いてくれなかったら、誰も聞いてくれないし、
YouTubeから広告のお金をもらうことだって
できないわけですから、本当に皆さん
いつもありがとうございます!
これからもこんな感じで、皆さんの役に立つような
日本語のリスニングのエピソードを
作っていきたいと思っているので、
もし話してほしいことがあれば、
Spotifyのコメントとか、YouTubeのコメントで教えてくれると
すごく嬉しいです!
よろしくお願いします。
はい、じゃあ今日はこんな感じですね!
もし、このポッドキャストサポートしたかったら、
私のPatreonでサポートしてくれると
すごく嬉しいです。
よろしくお願いします!
トランスクリプトをPatreonで読むこともできます。
じゃあ皆さん今日もありがとうございます!
皆さんのおかげさまで、続けられます。
ありがとう!
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