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医療崩壊のすすめ | Hiroyuki Morita | TEDxKagoshima

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Japanese
1
翻訳: Riaki Poništ 校正: Reiko Bovee
2
皆さん こんにちは
3
(観客)こんにちは
4
(森田洋之)白衣の男が出てきました
5
僕は誰でしょう
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(笑)
7
医者です
8
医者が出てきたってことで
9
新しい治療法だったり 新しい健康法だったり
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そんないい話が 聞けるんじゃないかなと
11
お思いかなと思います
12
でも今日は 僕はそういう話は
13
残念ながらしません
14
じゃあ何を話すか
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実は これです
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[医療崩壊のすすめ]
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おかしいですよね
18
(笑)
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医者が医療崩壊すすめて どうすんだと
20
僕も思います
21
僕も本当は 医療崩壊を すすめたいわけでは ありません
22
じゃあ 何でこんなことを 僕は言ってるか
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実はですね 僕は医者になる前
24
経済学部を卒業してます
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で 一から 医学部に入り直して
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卒業して 医者になりました
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もちろん経済も良かったんですけど
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何か 直接 人の役に立てる仕事って
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何かないかなぁと思って 医者になりました
30
で 医師免許取って
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僕は内科医なので
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大きな病院で胃カメラしたり そういうことをしました
33
そうすると 他の病院の先生—
34
病院の中の他の先生から
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「うちの患者さん ご飯食べられなくなったから
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先生 胃カメラできるから 胃ろうを入れてくれないか」
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そんな話が よく来るようになりました
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胃ろうっていうのは 皆さんご存じかもしれないんですけども
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こうやって お腹に穴をあけて
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直接 胃に栄養を送る
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そういう栄養法です
42
僕も最初は全然 うまくできなかったんですけど
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何例も何例もやっていくうちに だんだん上手になってきた
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他の先生からも 「上手くなったね」とか
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「上手になったね」とか言われて
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得意になってた時期がありました
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そんなときに 近くの高齢者施設に行ったら
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すごくショックだったことがありました
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それは 病棟を—
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ほとんどの病棟にいる患者さんが
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ほとんど寝たきりで 胃ろうされていた
52
そして その患者さんは ほとんど意識がない
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寝たきりで 意識がなくて
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会話もできない
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「痛い」も「痒い」も言えない
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その状態で何年も 長生きは10年以上です
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その状態を見たときに 僕は本当にショックを受けました
58
医者をやめようかなとも思いました
59
人の役に立とうと思って 医者になった
60
それなのに まったく人の役に 立ってるという実感が湧かなかった
61
僕は医者をやめようと思いながら 悩んでいました
62
そのとき ちょうどですね
63
北海道の夕張市ってとこが
64
財政破綻して 医療崩壊して
65
そこで 頑張っている 村上先生って人が
66
予防医療とか そういうので 頑張ってるということで
67
救いを求めて 夕張に行きました
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今日は そんな話をしようかな と思っております
69
さあ 夕張市 皆さん ご存知ですか
70
北海道の だいたい 真ん中あたりにあります
71
札幌がここなので
72
北海道の中では かなり近い方なんですけど
73
でもこれもですね 60キロあります
74
60キロっていうと
75
鹿児島で言えば だいたい 錦江湾1つ 丸々入るくらい
76
それぐらいの距離ですね
77
意外と遠いですね そう見るとね
78
で 夕張と言えば 皆さん
79
メロンですね そのとおり
80
メロン そして さっき言った財政破綻
81
この2つで有名ですね
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でも 実は 一番大事なものがあります
83
これ日本一なんですけど これ有名じゃない
84
でも一番大事だと思います
85
何でしょう
86
実は 高齢化率
87
[45.6%]
88
高齢化率が45%です
89
日本一です
90
今 日本全体が25%なら ほぼ倍ですね
91
これだけ高齢者が多い— 日本一高齢者が多いところで
92
普通に考えたらですよ
93
医療は充実してくれなきゃ いけないって考えますよね
94
でも さっき言ったように 医療崩壊してしまった
95
「医療崩壊」 一言で言いますけど
96
具体的にはこういうことです
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[夕張市の病床数]
98
それまでは 夕張市内に 総合病院が1つあって
99
171床
100
それが医療崩壊 財政破綻によって
101
市がお金を「もう出せないよ 市立病院は継続できません」ていうことで
102
小さな診療所19床になりました
103
病床は ほぼ10分の1ですね
104
もちろん 医者も去りました
105
医療機器もですね 何と今は
106
夕張市内に CT、MRI1台もない
107
0台です
108
市内にですよ 病院にじゃなくて
109
しかも 救急病院もなくなった
110
救急病院がなくなるということは こういうことです
111
救急車が病院まで到着する時間
112
それまで30分台だったんだけど
113
なんと ほぼ2倍 60分台になりました
114
もちろん ちょっとした風邪とか 発熱ぐらいだったら
115
市内の診療所で僕らが診ます
116
ただ 例えば心筋梗塞
117
例えば交通事故で大怪我したとかね そうなったとき
118
札幌の病院まで ドクターヘリで行ってもらいます
119
となると 必然的に 時間は伸びますよね
120
じゃあ この状況で
121
夕張市民 生活できると思いますか?
122
不安でしょうがないですよね
123
でも僕が行ってみたら 夕張市民は すごく元気でした
124
どういうことか
125
例えば この人
126
(笑)
127
お若く見えますけど
128
実はですね 60代です
129
60代の女性
130
もうすぐ お孫さんが中学生です
131
すごいですよね
132
この人は 診療所の近くで 床屋さんをやってて
133
町の中心人物ですね
134
夜な夜な この人の家で 飲み会が開催されるという
135
もちろん僕も参加する
136
そこで どんな話がされるかというと
137
「今日は何歩 歩いた 何万歩 歩いた」
138
「今日は雪かきを何時間した」
139
「血圧は こんだけ今 下がってるぞ」とかですね
140
「私はガンを早期発見して治療した」 とかですね
141
そういう いい話ばっかり聞くんですね
142
で この人は何をやってるかというと
143
先ほどから ちょっと 不思議に思ってると思いますけど
144
「私は病院は絶対行かない」
145
「医者は嫌いだ」って 言うんですね この人
146
「もちろん 大きな病気とか 大きな怪我とかしたときは
147
お医者さんのとこ行くけども
148
それまでは 私はできるだけ 自分の免疫力を頼りに
149
免疫力を上げる
150
そのためにストレッチをやるんだ」 って言って
151
座布団を こうやって押しのけて
152
ストレッチをしてくれてる姿が これですね
153
そこを僕が激写したと
154
(笑)
155
でも CTもMRIも医療機器も
156
すべての医療機器 道具です
157
健康で長生きするための 道具ですよね
158
もし それがなくても 健康が保たれるのであれば
159
それは非常に素晴らしいことです
160
近くに病院が 総合病院がある ということよりも
161
市民が意識を変えるっていうことは
162
病院があること以上に 価値があることだと僕は思います
163
50代 60代 元気な人 まあいいでしょう
164
じゃあ 80代 90代の じいちゃん ばあちゃん
165
さすがに病院がなかったら
166
不安でしょうがないんじゃないかと 思いませんか
167
思いますよね
168
この方 90代の女性 ばあちゃんですね
169
この方 まだ お元気な頃の写真
170
この人 診療所で 肺に影が見つかって
171
札幌の病院で検査しました
172
そしたら CTとか色々検査したら
173
肺がんが見つかったんですね
174
肺がんが見つかったら 普通は
175
抗がん剤をやるとか
176
入院して治療しましょうって 話になります
177
もちろん そういう話を されたそうですが
178
このばあちゃん 何と
179
その一回札幌に行って 検査したきり
180
二度と行かなかった
181
夕張に帰って 最後まで生活しました
182
その亡くなる直前の写真がこれ
183
すごく いい笑顔ですよね
184
亡くなる前の日の晩まで まんじゅう食べてたそうです
185
好きなものを食べて
186
ご家族に囲まれて 地域の人々に囲まれながら
187
最後まで生活することを この人は選んだということですね
188
こんなことをしてたら
189
こういう高齢者が いっぱい いるわけです
190
よくよく考えたら
191
僕が総合病院時代に感じていたこと
192
胃ろうの方が いっぱい いるような世界
193
夕張では そういう高齢者は—
194
生き生きとしていない高齢者は 一人もいませんでした
195
ただ これは僕の印象です
196
何か すごい世界が 広がってるなぁと思ってましたけど
197
実は 印象だけじゃなくて 数字にも出ました
198
例えばこれです
199
救急車の出動回数
200
下がっちゃったんですね
201
ちなみに全国的には この10年でほぼ1.5倍
202
高齢化率が 高まれば高まるほど
203
救急車の出動回数が どんどん増える
204
普通に考えたら そうだと思います
205
でも高齢化率 日本一の夕張市
206
高齢化率 下がってんじゃないですよ
207
まだまだ上がってんですよ
208
2年 3年前は43%でした
209
今45% まだまだ 上がってる
210
でも なんと こうなっちゃいました
211
[救急車出動回数]
212
ほぼ半分ですね
213
救急車が呼ばれなくなった
214
どういうことか
215
さっきのばあちゃん 救急車呼ばないんです
216
何でか
217
だって もう命を
218
命の終わりを受け入れてるんですね
219
救急車ってのは
220
この命を助けてくれという叫びのもとに 呼ばれるものですよね
221
あのばあちゃんは 助けてくれと思ってないんです
222
最後まで自分の家で 生活したいと思ったんです
223
だから呼ぶのは 訪問看護師 在宅医
224
もちろん 発熱とか 一時的なことで
225
まぁ これは 良くなるよってことであれば
226
家で点滴したり 座薬使ったり 治療します
227
でも そうでないときは 残念ながら お看取りすると
228
そういう世界です
229
だから救急車が減る
230
しかも 医療費も 減っちゃったんですね
231
高齢者1人あたり医療費
232
全国的には ものすごい勢いで増えてます
233
[高齢者一人あたり医療費]
234
さぁ 夕張市は
235
なんと一時より だいぶ下がった
236
[83万円→73万円]
237
すごいですよね
238
たぶん 救急車が減るとか
239
高齢者の医療費が減るとか
240
そういう地域って 全国でも ほとんどないと思います
241
でも夕張市はできた
242
しかもですね
243
なんと 死亡率まで 下がっちゃったんですね
244
これがすごいです
245
[疾患率死亡率 医療崩壊!]
246
日本人の死因の1位がガン 2位が肺炎
247
違うこれ 2位が心臓ですね で 3位が肺炎
248
ワン・ツー・スリー 全部下がっちゃった
249
すごいですよね
250
何がポイントか
251
たぶん 僕が思うに
252
予防の意識ですね 市民が予防の方に意識を変える
253
[予防]
254
「病院があるから安心」 ではなくて
255
「しっかり自分で できることはやるんだ」と
256
予防の意識
257
日本人の病気の大部分は 生活習慣病から起きてるといいます
258
だったら 生活習慣を 変えればいいじゃないですか
259
みんな分かってるけど できない
260
あと もう1つ 終末期医療
261
[終末期]
262
残念ながら 日本人の死亡率は100%
263
日本人だけじゃないですけどね
264
いずれ 医療が解決できない問題が やってきます
265
その時に しっかりと終末期の イメージを持ってるか持ってないか
266
家族と話し合ってるか 話し合ってないか
267
地域の人たちと そういう話をしてるか
268
もう もちろんですね
269
文章にまとめてればいいんですよ リビングウィルとか
270
そこまでなくても
271
地域で話をしている 家族で話をしている
272
その事実があるだけでも 結果は全然違うと思います
273
さらに 地域社会ですね
274
若いときは予防の意識を高める
275
地域のみんなで予防の意識を高める
276
そして 歳を取ってきたら
277
みんなで 地域みんなで その命を受け止める
278
そういう暖かい地域社会を作る
279
これがポイントだと思います
280
じゃあ これ 「夕張市民だから できたんでしょ」
281
よく言われるんです
282
「夕張は財政破綻したから
283
夕張市民だから できたんでしょ」って
284
鼻で笑われることがあります
285
「一緒にするな」と
286
でも 確かにですよ
287
夕張市民は危機感があったから できたかもしれない
288
じゃあ 僕らは 日本人 危機感を持たなくていいのか
289
僕は 危機感を持ったほうが いいと思います
290
なぜならば 今 国全体の借金は
291
1200兆円って言われてますね
292
中央政府と地方自治体の 借金合わせたら1200兆円
293
これを1人あたりにすると
294
1人1千万
295
皆さん1千万万 負債を抱えています
296
ただ 今 生まれたばかりの赤ん坊と
297
90代のじいちゃん ばあちゃんを比べたら
298
やっぱり そこは
299
赤ん坊は これから長く 返していかなきゃいけない
300
差はありますよね
301
となると 今 生まれてきた赤ん坊は
302
生まれた瞬間に 何と
303
8300万円の借金を背負った状態で
304
生まれてくるという 計算をする先生もいます
305
しかも これは現時点の数字です
306
これから高齢化率は どんどん増える
307
今 日本が ここです 25%
308
数十年後には40%になります
309
じゃあ 高齢化率が2倍になったら
310
借金も2倍になるんですか
311
医療費は どんどん上がってますもんね
312
ちなみに夕張は今ここです
313
[夕張は今ここ 日本は今ここ]
314
かなり先取りしてますね
315
でも 日本中がいずれ 夕張みたいに
316
高齢化率が高くなる
317
じいちゃん ばあちゃんばっかりになる
318
そんな世界になります
319
しかも これから人口は どんどん減るらしいです
320
今までの百年は 異常な百年でした
321
それまで ずっと 1千万 2千万 3千万で
322
ほぼ横ばいだったのに この百年で
323
なんと1億2千万になった
324
これから こうなるらしいです
325
良くて半分 悪いと 3分の1 4分の1
326
今までの意識で 今後の百年を 乗り切れるという保証はないですね
327
意識を変えなきゃいけない
328
病院が欲しい 何々が欲しい
329
「あれも欲しい これも欲しい」 っていう時代から
330
「病院がなくても やっていけるよ」 っていうような時代に
331
なっていくべきじゃないかなと思います
332
じゃあ 日本 もう未来はないのか
333
そんなことはないと思います
334
これ見てください
335
日本は高齢化率 ずっと世界一なんです
336
これからも
337
日本だけじゃないですよ 世界中が高齢化率がどんどん上がっていく
338
さらに これ『エコノミスト』っていう 雑誌の表紙ですけど
339
[日本の抱える重荷]
340
日の丸に押しつぶされてます こんなショッキングなことを
341
特集されるのも 日本が注目されているからです
342
世界中が解決できない高齢化問題
343
日本は その世界一なんです
344
日本に世界中が注目してます
345
だから こんなこと言われるんですね
346
じゃあ どうするか
347
これが医療費ですけど 世界中 医療費が どんどん上がってます
348
アメリカ フランス カナダ イギリス
349
これからも高齢化率は どんどん高くなる
350
たぶん こうなるでしょう
351
じゃあ どうするか
352
夕張はこうなったんです 下げられた
353
じゃあ日本も夕張の真似すれば いいんじゃないですか
354
そしたら こうなる
355
もしこうなったら 世界中が びっくりしますよね
356
世界中から尊敬される 高齢化社会対策をできる—
357
日本になれると思います
358
これ 僕は「夕張モデル」って 言ってますけど
359
これからは「日本モデル」に しないといけないなと思ってます
360
[夕張モデル→日本モデル]
361
そんな思いで 僕は九州に帰ってきました
362
2007年 夕張市が 財政破綻したとき
363
「夕張市民どうなっちゃうんだろう」
364
「かわいそうだな」と 思いませんでしたか
365
僕は九州で思ってました
366
でも もしかしたら 今 かわいそうなのは僕らかもしれない
367
夕張市民は分かった
368
でも僕らは もしかしたら 気づいてない
369
もしかしたら 気づいていない ふりをしているだけかもしれない
370
日本が世界のリーダーになれる
371
鹿児島は明治時代に 日本を変えた実績を持っています
372
鹿児島が変われば日本が変わる
373
日本が変われば世界が変わると 僕は勝手に思っています
374
何か こう考えると ワクワクしますよね
375
軍事力でもなく 政治力でもなく 経済力でもなく
376
高齢化対策で 日本は世界のリーダーになる
377
そんなことを僕は考えてます
378
一緒に ワクワクしながら 世界を変えてみませんか
379
ご静聴ありがとうございました
380
(拍手)
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