608 死んだ人が帰ってくる『お盆 – OBON』のやり方(おばあちゃんに教えてもらった方法) #日本語ポッドキャスト
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Japanese
皆さんこんにちは!Bite size Japaneseのレイラです。
今日は「日本のお盆」について話します。
お盆っていうのは、亡くなった家族
先祖が家に帰ってくる、その行事ですね。
仏教の行事で、古くから続いています。
私のおじいちゃんおばあちゃんは、仏教なので
私が小さい時からね、このお盆の季節は
おじいちゃんおばあちゃんの家に帰って
一緒にお盆の行事をやっていました。
なので、多分、皆さん、興味あると思うんですよね!
亡くなった家族が家に帰ってくるって、
どんな感じ?みたいな、よくわかんないと
思っていると思うので、
今日は、私のこれまでのお盆の経験
おじいちゃん・おばあちゃん家でやったことを、
皆さんにお伝えしたいなと思っています。
一般的にお盆は、8月の13日から8月の16日ぐらいです。
私のおじいちゃん・おばあちゃんは山口県に住んでるんですが
まず8月の13日の夕方に
家族みんなで、お墓参りに行きます。
お墓参り、墓参りは、お墓に行くこと
亡くなった家族のお墓に行くことですね。
家から歩いて5分ぐらいのところに、
そういうお墓がたくさん集まっている
「墓地」といいますが、あります。
今の日本では少ないけど、やっぱり昔の人は
すごい小さな地域、コミュニティに暮らしていますよね
その小さなコミュニティには、必ず墓地があります。
お墓が集まっている場所があって、
その地域で生まれて死んだ人は、
その墓地のお墓に入るんですね。
なので、私のおじいちゃんおばあちゃんが暮らしている
場所も田舎なので、家から歩いて5分ぐらいのところに
その家族の人が眠っている、
亡くなった家族の骨があるお墓があります。
そこにみんなで、お墓参りに行くんですね。
で、その時に、私たちがお墓参りに行って
家に帰るときに、実は、その亡くなった家族の
霊、何?魂、心みたいなのが、私たちと一緒に
私たちが生活している家に一緒に帰ってくる、
そういう考えがあるんですよね。
なんか、よく考えると怖い感じがしますが、
で、こういう亡くなった家族を「先祖」って言います。
先祖。丁寧に言うと「ご先祖様」ですね。
ご先祖様が、家に一緒について帰ってくるんですね。
「先祖」と似た言葉に「祖先」があります。
意味はすごく似てるんだけど、ちょっと違うんですね
先祖っていうのは、その人の亡くなった
おじいちゃんとか、おばあちゃんとか、
そのまた、お母さんお父さんとか
自分の家に続いている亡くなった人たちを
「先祖」って言います。
なので「私の先祖は、」っていう言い方をしますね
「祖先」はもうちょっと広い意味での「先祖」ですね
例えば、私の祖先はっていうと、
100年ぐらい前に生きていた人じゃなくて、
例えば500年とか1000年前に生きていたような人を
私は想像するんですね。
あとは、「犬の祖先は」とか「猫の祖先は」
と言うこともできるし、
例えば「日本人の祖先はどこどこから来ました」とか
「人類の祖先は、例えば、アフリカで生まれました」
みたいに、すごく広い意味での先祖として、
使うことができるのが「祖先」ですね。
それが「祖先」と「先祖」の違いです。
「先祖」は自分の亡くなった近い家族ですね。
それが「先祖」です。
13日の夕方ね、ご先祖様が一緒に家に帰ってきます。
みんなでおいしくご飯を食べたりするんだけど、
その時家の中には、ご先祖様が一緒にいるんですね。
不思議な感じです。
お盆のメインイベントは、やっぱり「盆祭り」ですね。
みんなでお祭りをします。
これは、だいたい8月15日の夜にやるんですね。
皆さんも夏祭り、日本の祭りって
聞いたことあると思いますが、
そういう大きなお祭りって、今、
「観光客のためにやる」みたいな感じに
なってきてしまってますよね。
だけど、本当のお盆祭りっていうのは、その小さな地域ね
おじいちゃん・おばあちゃんが暮らしているところだったら、
本当に数百人ぐらいの人の村で、
その村の人たちみんなでやるお祭りなんですね。
なので、その村とは関係がない人、
その村に住んでない人とか、その村に家族がいない人が
その村のお盆祭りに行くのは、変なことなんですよね。
その村で、その村に昔住んでて、今は死んでしまった人たち、
その村のご先祖様をみんなでお祭りする
それが盆祭りなんですよね。
盆祭りのやり方って、ほとんどの地域で
すごく似ているんですね。
大きなスペースがあって、その真ん中にステージを作ります。
このステージはすごく大きくて
その上で人が踊れる場合もあるし、
それか、太鼓を叩く人が一人、乗れるぐらいの
小さなスペースの時もあります。
で、それが真ん中にあって、
そこから外に広がるように提灯をつけるんですね。
提灯っていうのは、ランプのことです。
中に明かりがあって、だいたい紙でできています。
紙は白と赤を使いますね。
これをたくさん吊るして、並べて、
みんな、ステージを囲んで、その周りを踊る
っていうのが、盆祭りのスタイルですね。
私のおじいちゃん・おばあちゃんが住んでいる地域では
ステージは本当に小さくて、そこに一人、男性が乗って
大きな太鼓を叩きます。
ってゆうリズム、これをずっとリピートする。
で、このリズムに合わせて、
みんながステージの周りを回って踊るんですね。
ものすごくシンプルな踊りなんだけど、
その小さな村の人がみんな参加して、
みんなそこで、円になって、踊ります。
だいたいみんな浴衣を着て参加してるんですね。
こんなふうに、みんなで楽しく踊ってると、
自分のご先祖様やその地域の
昔、そこの地域に住んでたご先祖様が喜んでくれる
今生きてる人は、ご先祖様に感謝の気持ちを伝える
っていうのが、盆祭りです。
私のおじいちゃん・おばあちゃんが住んでる地域は
本当に古くて、そういう盆祭り、祭りとか
お葬式ですね、その地域の誰かが亡くなった時、
結婚式、その地域の誰かが結婚した時は、
その地域のみんなが協力して、一緒にやるっていうのが
今でも残ってます。すごい古いですよね。
でも、もちろん最近は、お年寄りがどんどん少なくなってきて
今の若い人は、そういう伝統って
あんまり続けたくないですよね。
やっぱり地域の人と協力して、
一緒に葬式も結婚式もお祭りもやるってなると、
かなり大変だと思うので、最近は本当に少なくなってきています。
これが、お盆祭りですね。
最後、16日に、今度はご先祖様の霊・魂を
この世界から、亡くなった人が生きる世界に
送り出す、送る、お祭りをします。
これは「精霊流し」と言って
これは、16日の夜、川でやります。
みんなで川に行くんですね。
そうしたら、その川に木でできたボートが準備してあります。
そのボートの中に、たくさんの木の札、プレートがあって
その木に、ご先祖様の名前がたくさん書いてあるんですね。
その地域で今までに亡くなった人の名前ですね。
この名前っていうのは、その人たちが
生きていた時の名前じゃなくて、
その人たちが亡くなった時に、お葬式をしますよね
その時に、お坊さんがつけてくれる名前なんですね。
その名前が、木に書いてあります。
それが何百も、船の中に入っていて、
この船を川の中に運んで、そこで火をつけるんですね。
そうすると船もこの名前が書いてある木の札も
全部燃えます。それを、川に見に行くっていうのが
最後の仕事ですね。
ここでご先祖様の魂は、燃える火と煙になって、
また死んだ人がいる世界に帰るんですね。
ここまでがお盆の大切な行事ですね。
ご先祖様を家に連れて帰って、
みんなでお祭りをして「いつもありがとう」って伝えて
それから、また帰ってもらう。
ここまでがお盆の行事です。
私のおじいちゃんは、こういう仏教の行事を
すごく大切にしてて、盆踊りの時は
太鼓を叩いたりとか、あとこの鐘楼流しの時は、
木の札に、みんなの名前を何百も書いたり、
そういう仕事を、頑張ってやってましたね。
お盆祭りって本当に素敵だなと思うんですけど、
でも、実際に、村でお盆の行事をやるとなると、
結構、大変なんですよね。
人間関係とか、お金の話とか、いろいろ大変です。
日本のお盆ってこんな感じですね。
今、生きているお年寄りの人はこういうお盆を
子供の時からやってきたんだけど、
今の若い人って、なかなか、こういう伝統を
続けられないんじゃないかなと思うので、
もしかしたら、あと50年後とかに、お盆祭りとか
なくなってるかもしれないですよね。
本当にただのイベント、観光客のためのイベント
みたいになっちゃってるんじゃないかなって思います。
それは、なんか少し悲しいですね。
はい、皆さんどう思いますか?
今年はね、私は、夏はホテルの仕事で忙しくて、
おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に
お盆祭りに行けないんですよね。
やっぱりお盆って、みんな休みだから、
旅行するんですよね。ホテルも予約でいっぱいで、
ものすごく忙しくなりそうです。
こんな感じで終わりますね。
皆さん最後まで聞いてくれて、
ありがとうございました!
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