Bees are Our Greatest Teachers | Yasuki Funahashi | TEDxAnjo

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Japanese
0:00
翻訳: Yohei Shimanuki 校正: Yuri Ueda
0:22
みなさん
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この 私の ファッションを見て
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どんな仕事をしているか わかりますか?
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宇宙飛行士? (笑)
0:36
いや 私はこの地球の上で ある仕事をしています
0:41
そう 養蜂家です
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これが 愛する ミツバチの 家です
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ミツバチの家ですから
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「スイートホーム」
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あれ? (笑)
1:00
ですね (笑)
1:07
(ミツバチの羽音)
1:20
これが 2万匹のミツバチの羽音です
1:23
今日も 元気に お花を 訪ねています
1:30
働き蜂は 女の子で その寿命は1ヶ月
1:35
一生の間で採る ハチミツの量は
1:38
わずかティースプーン1杯です
1:41
なのに
1:44
ミツバチたちは 私たち生き物のために
1:47
大切な役割を してくれています
1:50
1日3000箇所のお花を訪ねて
1:53
受粉をしてくれているのです
1:56
その受粉によって
1:58
私たち 生き物の 食べ物が もたらされています
2:06
今日も 元気に お花を訪ねています
2:14
ある朝
2:16
私はいつものように ミツバチの園に やってきました
2:21
「ミツバチさんおはよう! 今日もよろしくね!」
2:25
いつもと変わらない 朝のはずでした
2:30
でも 今日は何かが違うのです
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私は ハッとして ミツバチの巣箱を開けてみました
2:45
巣箱の中に ミツバチが 一匹もいないのです
2:52
どの箱も どの箱も
2:55
ミツバチが 一匹もいません
2:59
本来なら 秋のハチミツを採るために
3:03
ブンブン ブンブン 飛び回っている時期です
3:06
そのミツバチの 羽音も ありません
3:11
ミツバチの園には
3:12
ただ不気味な静けさだけが ありました
3:19
ミツバチが 突然 いなくなる―
3:27
「蜂群崩壊症候群」
3:32
それが 私の目の前で 起きたのです
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40万匹のミツバチが いなくなりました
3:43
いなくなった ミツバチの 命は
3:46
もう二度と帰ってきません
3:50
私は ひざの力が がっくりと抜けて
3:54
座り込みました
4:00
この 蜂群崩壊症候群は
4:04
私のミツバチだけに 起こる現象ではありません
4:08
今 この瞬間も 世界のどこかで
4:15
愛するミツバチを失い
4:18
ただ 呆然と立ち尽くす 養蜂家の仲間がいます
4:26
みなさん 一緒にイメージしてみてください
4:33
もし この世界から ミツバチが いなくなったら
4:40
それでも みなさんと 私は
4:43
今までと 何も変わらない
4:47
そんな生活ができるでしょうか?
4:49
どうですか?
4:54
答えは ノーです
4:58
ミツバチが 受粉によって
5:01
作ってくれた 食べ物が なくなるからです
5:06
世界は 食糧危機になります
5:14
そもそも 私がミツバチと 出会ったのは 6年前
5:20
環境コンサルタントとして
5:22
世界中を 飛び回っていた頃です
5:26
地球温暖化対策に 取り組んでいた時
5:32
毎日 ニュースでは
5:35
「気象観測史上初」という言葉が 飛び交い
5:41
温暖化は進むばかりでした
5:45
「これでいいのだろうか?」
5:51
そう自問自答する中
5:54
ハードワークも重なり
5:57
心も身体も 折れそうになりました
6:03
そんな時 ある養蜂場で ミツバチと出会ったのです
6:11
ミツバチの姿
6:13
ミツバチの羽音
6:17
ミツバチの受粉によって
6:19
私たちの食べ物が もたらされているということ
6:24
そのミツバチが 世界中で減っているということ
6:30
その事実を 目の当りにした時
6:33
私は稲妻に打たれたような衝撃を感じました
6:39
「そうだ!
6:40
ミツバチを先生にして みんなに伝えればいい!
6:46
そうすれば
6:48
みんなが きっと地球に優しい 行動を とれるようになる!」
6:54
そう私は 直感したのです
6:58
私は ミツバチたちと出会って
7:02
人生が豊かになりました
7:06
ミツバチが 自然とつなげてくれた事によって
7:10
心身ともに 元気になりました
7:15
子ども達に
7:16
ミツバチを先生とした「ハチ育」を始めました
7:21
私のハチ育は
7:24
巣箱に来てもらい
7:27
ミツバチの「ドゥーン」という
7:31
「幸せだぁ」「 安心だぁ」という
7:35
羽音を聞いてもらう所から 始まります
7:39
その 羽音を聞いた子どもたちは
7:42
ざわざわした心が調節されて
7:45
穏やかな気持ちになります
7:48
ミツバチは ティースプーン一杯の ハチミツをいただき
7:54
何千もの果実を実らせます
7:58
その ミツバチの 働きを 知り
8:04
自然に感謝の想いが しっかり根付くと
8:08
子ども達は
8:11
「少しだけいただいて たくさん役に立つ」
8:16
つまり
8:17
「自分だけが良ければ良い」 というのではなくて
8:20
「みんなが幸せになるために」という
8:25
思考 言動 行動をとり始めます
8:31
こんなお話があります
8:33
ハチ育を 受けた子どもが
8:36
今まで挑戦した事もなかった
8:39
学級委員に立候補しました
8:41
公約はこうです
8:43
「自分のためじゃなくて クラスみんなのために
8:46
クラスみんなが幸せになるために
8:48
僕は頑張ります」
8:50
たくさんのライバルの中で 彼は当選したんです
8:55
それからもう一つ こんな話もあります
8:58
ハチ育を 受けた日の 夕食の食卓で
9:04
こんな話をしたそうです
9:07
「お父さん お母さん
9:10
この食べ物は いったい誰のお陰で 出来ていると思う?
9:15
ミツバチさんのお陰なんだよ
9:18
ミツバチさんに感謝をして
9:20
丁寧に食べなきゃダメだよ」
9:24
「まさか うちの子が
9:26
こんなしっかりしたことを 親に言うなんて
9:29
びっくりしました」
9:33
子どもたちは 自然とつながり
9:39
その感覚を身につけたときに
9:42
本来 自分が持っている
9:44
創造力を 蘇らせることができます
9:49
そして 自然から
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生きる力 人間力を 身につける事が
9:56
この ハチ育でわかります
9:59
私達 人間は 自然から
10:03
たくさんの サービスを 受け取っています
10:07
しかし ミツバチと暮らしていて
10:10
気付いたことがあります
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自然が ミツバチが
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少しずつ その生きる力を
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弱く しているということです
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女王蜂は 本来3年間 卵をたくさん産むのですが
10:30
春の1シーズンだけで
10:32
もう 卵が産めなくなってしまう 女王蜂がいます
10:36
秋に仲間がたくさん増えないことで
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冬を越せないミツバチたちがいます
10:43
生命力が低下する事で
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巣箱に 外敵が 侵入しやすく なっています
10:51
蜂群崩壊症候群や
10:56
生き物の 生命力の低下によって
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今 世界中でミツバチが減っています
11:03
全米では 2015年に
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ミツバチの42%が 失われました
11:11
減少率で考えると あと20年
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私たち養蜂家の 肌感覚で言うと あと10年
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ミツバチだけではありません
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色んな生き物が いなくなっているのです
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私たち人間は
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生きていくために 必要な
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食べ物も 水も 空気も
11:42
何一つ作ることができません
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すべて 自然に 依存しているのです
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自然を 尊敬して
11:54
「共生共栄」する
11:58
「共に生きて 共に幸せになる」
12:04
これは 今 みなさんと時を同じくする
12:11
世界中の 生き物の 願いです
12:17
「共生共栄」
12:20
「みんなと仲良くして 一緒に生きていきたい」
12:26
そんな世界中の生き物の声が
12:30
聞こえるように 私には感じます
12:34
みなさんから よく こう聞かれます
12:38
「私達はいったい何をしたらいいの?」
12:41
答えはいつもこうです
12:45
自然に感謝をすること
12:49
生態系を壊す 農薬を減らすこと
12:54
ミツバチが大好きな 花や木を植えること
13:00
お買い物をする時に
13:02
あなたや ミツバチに優しい 材料 製法で作られた
13:09
食品 製品 サービスを
13:13
選択しててください と
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ミツバチのために
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そして あなた自身のために
13:25
自分を愛する生き方を 始めましょう
13:30
今残された 自然を しっかり保護しましょう
13:36
そして 失いそうな 命を 取り戻しましょう
13:43
みなさんが力を合わせれば
13:45
自然は きっと帰ってきてくれます
13:49
もう あまり時間がありません
13:54
これは
13:56
人類最大の ピンチです
14:00
14:02
人類最大の チャンスでもあるのです
14:07
今までの私たちの あり方を
14:11
もう一度 ほどいて
14:17
考え直して
14:19
行動する時期が 来たのだと 私は感じています
14:25
みなさんは どうですか?
14:31
今こうしている間にも
14:33
ミツバチは たくさんのお花を訪ねて
14:38
受粉をしてくれていますし
14:40
自然は みなさんに
14:42
たくさんの 恩恵を与えてくれています
14:47
「共生共栄」
14:51
「一緒に幸せになって
14:54
一緒にいつまでも暮らしていきたい」
14:57
生き物たちの 声です
15:01
ミツバチの羽音が
15:03
いつまでも 元気に 響く
15:10
そんな世界を
15:12
みなさんと一緒に
15:14
共に作っていきましょう
15:18
(ミツバチの羽音)
15:28
(拍手)
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