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SPY×FAMILY – Episode 02 [English Sub]

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Japanese
1
♪~
2
~♪
3
(ロイド)ハア ダメだな
4
(フランキー)何!
5
(アーニャ) アーニャ このはは やだ
6
お前に母親役は無理だったようだ フランキー
7
(フランキー)お前の技術なら
8
もっとうまくできたんじゃないの これ? ねえ
9
身長や体型には限度がある
10
せっかく協力してやったのに!
11
(アーニャ)ピーナツあげる (ロイド)オペレーション〈梟(ストリクス)〉
12
(ロイド)東国(オスタニア)の要人 デズモンドの戦争計画を止めるため
13
西国(ウェスタリス)情報部諜報員の この俺に下った極秘任務
14
名門イーデン校へ潜り込むべく 筆記試験を突破したが
15
まさか次の面接で
16
父母そろっての出席が 必須だったとは
17
しかたない
18
婚活するか
19
(カミラ)聞いた?
20
うちに 泥棒入ったかもって
21
なんか 女の個人情報入った棚ばっか
22
荒らされてたらしいよ
23
ヤバくない? 犯人キモくない?
24
(ミリー) それより課長のほうがキモいって
25
今朝もエロい目でジト~ってさ
26
(シャロン) そんな短いスカートはいてるからよ
27
(ミリー) え~ だって彼氏が喜ぶし
28
フ~ッ
29
(ミリー) シャロンもスタイルいいんだし
30
もっと出しなよ~
31
子供いると そんなことしない
32
ねえ ちょっと ヨル先輩はどう思います?
33
キモくないです?
34
(ヨル)はい?
35
(ミリー)それ 課長のコーヒー? 鼻クソ入れちゃう?
36
えっ
37
鼻クソを入れると おいしくなるのですか?
38
ヨル先輩ってなんていうか…
39
個性的ですよね
40
えっ
41
(ミリー)分かる~
42
異次元すぎて男 寄ってこなそう
43
ちょっと ミリー
44
(カミラ) ヨル先輩 元がいいんだから
45
おしゃれしたら 絶対モテると思うんですよ
46
はあ…
47
(ミリー)今度 おすすめのコスメ 教えてあげますよ~
48
(ヨル)私は仕事を続けられれば それで十分です
49
でも 先輩って27でしたっけ?
50
気をつけないとダメですよ
51
最近 スパイとか
52
多いみたいじゃ ないですか
53
だから ちょっとしたことで
54
通報とかも 増えたらしくて
55
こないだ 30手前くらいの 1人暮らしの女が
56
近所の人から怪しいって 通報されちゃったらしいですよ?
57
(ミリー)え~ 何それ ウケる~
58
てか カミラ 超情報通じゃん
59
確かにその歳(とし)で 独り身はないわね
60
怪しい 怪しい
61
そうなのですね
62
ご忠告 感謝します
63
そうだ!
64
今週末 うちで パーティーやるんですよ
65
ヨル先輩も よかったら来てください
66
ぜひ パートナーとご一緒に
67
(シャロン) ちょっとハードル高すぎじゃん
68
(カミラ) うちに侵入したキモ犯人なら
69
誘われてくれるかもよ
70
(ミリー)ひどい~
71
(電話のベル)
72
(ヨル)はい ブライアです
73
(ユーリ)姉さん 元気?
74
(ヨル)ああ ユーリ
75
(ユーリ)どう? 仕事のほうは
76
大丈夫 ちゃんと続けてますって
77
(ユーリ)姉さん 変わってるから 心配なんだよ
78
(ヨル)ふ… 普通ですよ 失礼ね
79
(ユーリ) そろそろ結婚とかどうなの?
80
いい人 いないの?
81
(ヨル)また その話…
82
(ユーリ) 実は僕 昇進の話が来ててさ
83
これまで以上に 忙しく 飛び回ることになりそうなんだ
84
でも 今のままじゃ 姉さんのことほっとけないし
85
受けるかどうか迷ってる
86
今の僕があるのは
87
姉さんのおかげだから 感謝してるんだ
88
だから 幸せになってほしいんだよ
89
分かってる
90
ありがとう ユーリ
91
(ユーリ) よかったら誰か紹介するよ?
92
え! だ… 大丈夫ですよ
93
じ… 実はね 週末 パーティーに行くのです
94
もちろんパートナーと
95
(ユーリ)えっ 彼氏いたの?
96
(ヨル)そ… そうなの アハハ…
97
だから 安心して
98
(ユーリ)そうか よかった
99
それって 職場のパーティーだよね?
100
そう カミラさんの
101
(ユーリ)ああ!
102
じゃあ あとで ドミニクさんに聞いて
103
どんな人だったか 教えてもらおうっと
104
え?
105
(ユーリ) 姉さん だまされやすいからね
106
ろくでもないヤツだったら 追っ払わないと
107
(ヨル)えっ あの…
108
(ユーリ) いいヤツだって分かるまで
109
昇進は保留にしとくから
110
(ヨル) そんなことしなくても大丈…
111
(ユーリ)楽しみにしてるよ
112
じゃあね おやすみ
113
(通話が切れる音)
114
(不通音)
115
(ヨル)どうしましょう
116
パーティーまでに 誰か探さなくては…
117
ウソだとバレたら
118
“姉さんは変人”に “虚言癖”まで加わって
119
更に信用を失う
120
弟の昇進のためにも なんとかして いい人を…
121
(電話のベル) (ヨル)あっ!
122
ユーリ 違うんです!
123
さっきのは冗談で…
124
(店長) おや 珍しく姉弟(きょうだい)ゲンカですか?
125
(ヨル)あっ 店長?
126
すみません 間違えました
127
(店長)こんばんは
128
“お客様”が入りましたよ いばら姫
129
ロイヤルホテル 1307号室です
130
(到着音)
131
(黒服)すみません レディ
132
こちらのフロアは 現在 貸し切りとなってまして
133
(黒服)誰か 女頼んだか?
134
(黒服)さあ
135
(ヨル)あの でも こちらに…
136
売国クソ野郎殿が いらっしゃると聞きまして
137
(衝撃音) (黒服)うわあ!
138
(ブレナン)何事?
139
(黒服) 賊です! 女が1人で… うわっ
140
(おびえる声)
141
(ヨル)あの…
142
監査局のブレナン次官ですよね?
143
大変恐縮なのですが…
144
息の根 止めさせていただいても よろしいでしょうか?
145
(始末する音)
146
(ナレーション) コードネーム“いばら姫”
147
女は殺し屋だった
148
幼少から殺人術をたたき込まれ
149
雇用主の命じるまま 汚れ仕事を請け負い続けてきた
150
う~ん 落ちません
151
えっ ウソ! どうしましょう
152
よそ行きは これしか持ってないのに
153
パーティーに行けない
154
(ため息)
155
(ユーリ)いい人 いないの?
156
(シャロン) その歳で独り身はないわね
157
(カミラ) ぜひ パートナーとご一緒に
158
無理ですよ
159
私 家事は… お片づけしかできませんもの
160
(ドアが開く音)
161
(アーニャ)モジャモジャ!
162
役所から独身女のリスト コピってきたよ
163
助かる
164
(フランキー) 子持ちバツイチOKで
165
名門にふさわしい 気品があり
166
48時間以内に 手続き可能な女?
167
そんな女神がいたら 拝んでみたいね
168
俺なんて えり好みしてないのに デートすら叶(かな)わんての
169
かわいそうに
170
かわいそうって言うな!
171
(アーニャ)子連れ 人気ない?
172
アーニャ 邪魔な子供?
173
(ロイド)邪魔じゃないよ
174
心配せずにテレビでも見てろ
175
(アーニャ)うい
176
(「SPY(スパイ) WARS(ウォーズ)」のテーマ)
177
(フランキー)つうかさ
178
なんで お前のとこの 女諜報員とか使わねえの?
179
(ロイド)先のスパイ狩りで だいぶ やられたからな
180
適任がいない
181
(フランキー) ああ 今 密告ブームだからな
182
人手不足すぎて
183
新たに別の任務が 俺の所に回ってきた
184
とある密輸組織の壊滅だとさ
185
どんだけブラックだよ
186
ならもう ちゃっちゃと済ませようぜ
187
とりあえず手っとり早いのは 利害が一致するワケアリさんだ
188
弱みを握るのもアリだな ないなら捏造(ねつぞう)したっていい
189
なるべくリスクは避けたい
190
(フランキー)何言ってんだ あれだって相当リスキーだろ?
191
とてもじゃないが 良家のご令嬢には見えないぞ
192
そうだな
193
外見だけでも なんとかせんと
194
おお
195
(女主人) では 採寸いたしますので
196
お嬢様はこちらへ
197
アーニャ 売り飛ばされる?
198
(ロイド) いい子にしてたら売らない
199
ったく どこでそんな言葉 覚えてくるんだか
200
(ロイド)針子(はりこ)は既婚者か
201
女主人は さっきの独身者リストにあったが
202
過去に一度 政治運動での逮捕歴があり
203
危険度が高い
204
好条件となると なかなかうまくいかな…
205
すみませ~ん
206
(店員)あら ヨルちゃん 久しぶり
207
(ヨル)こんにちは
208
ドレスのお直し 頼みたいのですが
209
急ぎでお願いできます?
210
(店員) もちろん お得意様ですもの
211
(ロイド)たやすく俺の背後を?
212
何者だ?
213
ヨル… ヨル…
214
あった
215
ヨル・ブライア 27歳
216
結婚 離婚歴なし
217
両親は共に他界 年の離れた弟が1人
218
2人とも公務員で 経歴に怪しい点はない
219
ただの油断か
220
最近 気が緩んで…
221
(ヨル)あの…
222
先ほどからジロジロと…
223
何かご用ですか?
224
(ロイド)バカな! 視線まで気取られただと?
225
(ロイド)きれいな方だなと思って
226
それは
227
私の容姿に 好感をお持ちということで?
228
えっ まあ はい
229
(カミラ) ヨル先輩 元がいいんだから
230
絶対モテると思うんですよ
231
(ヨル)あの…
232
(アーニャ)ちち~ アーニャの長さ 判明した!
233
あっ 誰?
234
(ロイド)ほかのお客さん
235
(ヨル)子連れだった
236
危うく人様の配偶者を お誘いしてしまうところでした
237
そういった行為は
238
奥様に殺されると 聞いたことがあります
239
まあ 私なら殺し返しますけれど
240
えっ
241
(ヨル)いけません
242
こんな考えでは いずれ誰かに 殺し屋だと見抜かれてしまいます
243
もっと普通の人にならなくては
244
(アーニャ)こ… 殺し屋!
245
スパイ 殺し屋
246
アーニャ…
247
わくわく!
248
(ナレーション) 少女は娯楽に飢えていた
249
(ロイド)う~ん
250
あわよくば嫁役にと思ったが やめておこう
251
(アーニャ)ハッ!
252
(ヨル)あわよくば パーティーで 恋人役をと思いましたが
253
シュラバとやらは回避せねば
254
(アーニャ)ハッ!
255
(アーニャ)あ~
256
アーニャ ははいなくて寂しい~
257
(ロイド)どうした? 急に
258
ははの存在 恋し~
259
奥様はご一緒では?
260
ああ いや…
261
妻とは2年前 死別しまして
262
今は男手だけで こいつを育ててます
263
あっ
264
(ヨル)誘っても殺されない?
265
あの…
266
(ロイド)恋人のフリ?
267
そうなんです
268
弟に恋人がいると偽ってしまって
269
ご迷惑でなければ
270
ご一緒にパーティーに 出ていただけないかと
271
あの 変な下心とか 全くありませんので
272
もちろん お礼もいたします
273
私はただ 弟を安心させたくて
274
分かりました 引き受けましょう
275
ホントですか?
276
(ロイド)ただし 交換条件が
277
というわけでして
278
代わりにこちらも 面接時の母親役を頼みたい
279
(ヨル)母親ですか?
280
先の見えないこの時代
281
娘には どうしても いい学校に入ってもらいたくて
282
それが亡き妻の 遺志でもあるのです
283
(アーニャ)ちち ウソつき
284
(ヨル)なんていい人!
285
(ロイド) まずは小さな要求をのませ
286
最終的に正式な婚姻を 承諾させてやる
287
私に務まることであれば
288
ありがとう
289
では まず土曜のパーティーで
290
はい!
291
(ロイド)土曜は シッターさん 頼んでおいたから
292
おとなしくしてろよ
293
ピーナツ買い込んどけ
294
(ロイド)分かった 分かった
295
(店員) はい 10ペントのお釣りケロ
296
(ロイド)あっ
297
(店員)まいどケロ
298
(アーニャ)ケロ?
299
(ロイド)T… いや F暗号か
300
追加任務の詳細か
301
“西側から盗まれた 美術品の回収⸺”
302
“および 密輸組織の壊滅”
303
“実行は標的が⸺”
304
“バイヤーに 接触する土曜18時”
305
土曜?
306
(ロイド)というわけで
307
パーティーに間に合わせるために 速攻で片づける
308
手伝え
309
待て 待て!
310
俺はただの情報屋であって 戦闘力はゴミだって!
311
しかも お前 いろんな代金を踏み倒して…
312
(ロイド) 総額3百万ダルク相当の美術品78点
313
1つや2つ なくなっても 見つからんだろうな
314
俺に任せろ
315
こんな日のため 新たなスパイグッズを
316
発明したこの俺
317
(ロイド)便利なヤツ
318
ロイドさん 遅いですね
319
事故など起こしていないと よいですが…
320
(爆発音)
321
(フランキー)ひええええ! (手下)待て こら!
322
(手下)どこのもんじゃあ!
323
(フランキー) こんな大群なんて聞いてないぞ!
324
(ロイド)2 4 6… 38人か
325
1人当たり10秒もかけてられん!
326
(手下たち)ぐあっ うわあ!
327
(発砲音) (手下たち)うわ! ぐあっ…
328
(手下たち)がっ! ぐああっ!
329
(ロイド)増援か キリがない!
330
(フランキー) 積み込み終わったぞ 乗れ!
331
(エンジン音)
332
(フランキー)うっひょ~!
333
さて どれを頂戴しようかな
334
あっ
335
こいつは俺がもらう
336
(フランキー)あっ ダイヤ! ズルいぞ 高そうなやつ!
337
(ロイド)偽装のときに使うんだ
338
(フランキー)うるさい 返せ!
339
(銃声)
340
(衝撃音)
341
(ヨル)なるほど これが弄ばれたというやつですね
342
弟のためにも 職場の人間関係は良好に保たねば
343
故にパーティーを 欠席するわけにはいきません
344
遅いです ヨル先輩!
345
すみません これ 差し入れです
346
あれ~?
347
彼氏と一緒に来るって 聞いてましたけど?
348
(ヨル)なんだか 急用が入ってしまわれたようです
349
(カミラ) え~ 残念! 見たかった~!
350
何 その言い訳
351
(ミリー)苦しすぎ~
352
(シャロン)あの人が男とか 絶対ハッタリだと思ったわ
353
(ミリー) ウソつきは通報しちゃう?
354
(カミラ)そうよ
355
あれは きっと我が国の 出生率を下げるために
356
遣わされたスパイなのよ
357
(シャロン)何それ しょうもな
358
ただのモテない女なんでしょ ほっときなさい
359
(ドミニク)いや マジで 楽しみにしてたんだけどな
360
ヨルさんの彼
361
ド… ドミニクさん
362
ユーリ君 いつも ヨルさんのこと心配してたからさ
363
あの… 弟にはその…
364
いい人 連れてきたって 伝えといてくれませんか?
365
え~ ないない!
366
そこまでして 見栄(みえ)張りたいんですか 先輩
367
余計 惨めになりますよ
368
(ドミニク)おいよせ カミラ
369
(カミラ) 人の男と勝手にしゃべんな
370
弟君には正直に ぼっちで来たって言っとくわ
371
(ヨル)そんなことをして この方に何か得があるのでしょうか
372
なんかもう面倒ですね
373
ここにいる大人 全員お亡くなりになれば
374
弟に伝わることも…
375
(ドミニク)ごめんね まあ 楽しんでって
376
ほら カミラ グラタン焼くの手伝ってくれ
377
(女)でさ その男がね…
378
(女の子)ママ~
379
(シャロン) この上の子 今年受験なのよ
380
名門イーデンの
381
(女)へ~ すごい (男)エリート確定…
382
(ヨル)あれがきっと “普通”なのでしょうね
383
弟は私に あんなふうに なってほしかったのでしょう
384
ねえ あの人 まだいるよ
385
(ミリー)メンタル強すぎじゃね?
386
てか そもそも よく1人で来れたよね
387
(ヨル)なるほど
388
私には分不相応な 場所だったようです
389
(ヨル)申し訳ありません
390
私 ここでおいとま…
391
あっ
392
遅くなり申し訳ない
393
ヨルの夫の ロイド・フォージャーです
394
あの…
395
夫でなく恋人でよいのですが
396
しまった!
397
(ロイド) 自分の任務とごっちゃに…
398
あ~ フォージャーさん? 血が…
399
ああ 失礼 急患が少々暴れまして
400
精神科医の仕事には よくあることなんです
401
楽しんでたかい? ヨル
402
(カミラ)ウソでしょ
403
ヨル先輩 結婚してたの?
404
なんで黙ってたの?
405
えっと いや…
406
恥ずかしながら 僕がバツイチ子持ちなもので
407
いろいろ気にされていたのかも
408
(カミラ)ウソよ ウソ!
409
ヨルにこんな
410
スマートイケメン旦那が いるわけない
411
恥かかせてやるわ
412
ヨル先輩!
413
あつあつのグラタン 焼き上がりましたよ
414
ああっ 足がもつれて~
415
フフ… ん?
416
(悶(もだ)える声)
417
食べ物を大切にするのは すばらしいけど
418
足を使うのは ちょっとはしたないよ ヨル
419
あっ すみません!
420
そこ?
421
(ロイド)ん~ これ おいしいね
422
(ヨル)はい
423
レンジャーさん ご存じ?
424
フォージャーです
425
この人ね 役所に来る前
426
いかがわしい仕事 してたらしいですよ
427
あっ…
428
(カミラ)なんでしたっけ? (ドミニク)やめろって
429
男の人に呼ばれて
430
ホテルとかで マッサージするんでしたっけ
431
やらし~!
432
それは…
433
(ヨル)鍼灸(しんきゅう)マッサージとうたった 刺殺の仕事で…
434
あの 違うんです ロイドさん
435
私…
436
すてきです
437
え?
438
ヨルは両親を早くに亡くし
439
幼い弟を養うために 必死で頑張ってきました
440
自分を犠牲にしてまでも
441
誰かのために
442
何かのために 過酷な仕事に耐え続けることは
443
並の覚悟では務まりません
444
それは誇るべきことです
445
帰ろうか ヨル
446
(ヨル)はい
447
皆さん ごちそうさまでした
448
す… すいません 夫などと…
449
あ… いえ
450
弟さんに伝わったら なんと言い訳をすれば…
451
あの ロイドさん ご提案なのですが…
452
ハッ
453
なんだ?
454
(ロイド) 密輸組織の残党?
455
(ロイド)ヨルさん つかまって!
456
(ヨル)え?
457
(ロイド) なぜ居場所が…
458
まさか!
459
美術品の中に 発信機が…
460
くっ
461
やはり気が緩んでるぞ 黄昏(たそがれ)!
462
なんですか? あの方たち
463
(ロイド) えっと えっと…
464
(ロイド)か… 患者のヒステリーが
465
まだ治まって なかったようで
466
(ヨル)大変なのですね お医者様は
467
(ロイド)信じた!
468
ひとまず逃げます
469
(残党)バンが 乗り捨ててあります
470
(残党) どこかに潜んでるはずだ
471
手分けして捜し出すぞ
472
(殴る音) (残党)ぐっ
473
(残党)あっ
474
(ロイド)ヨルさん こっちへ 早く!
475
あの… いいのですか 患者さんを殴ったりして
476
えっと それは…
477
近年の医学界では 殴打療法というのが最先端でして…
478
(ヨル)へえ
479
(ロイド) 鋭いのか鈍いのか分からん人だな
480
危ない ヨルさん!
481
(残党)ぐわあ!
482
(ロイド) もう1人? かわしきれん!
483
(残党)ぐはあ!
484
(ロイド)あっ
485
あっ すみません! 素人の私が勝手に治療を…
486
実は私 護身術とか得意で 弟に習って それで…
487
(ロイド)ハハッ ありがとう ヨルさん
488
ハハハハッ すごいですね
489
あいつ 吹っ飛んでましたよ
490
すみません 吹っ飛ばしてしまいました
491
フフフッ
492
(残党)いたぞ!
493
(残党) 手段 選ぶな! 必ず殺(や)れ!
494
(残党たち)ぐわ! ああっ…
495
(ヨル)あの ロイドさん こんなときに なんですが…
496
結婚しませんか?
497
うっ!
498
ぐふっ!
499
(ヨル)ああっ
500
(ロイド)はい?
501
(ヨル) いえ 交換条件の延長というか
502
その… 私みたいな独身女性は
503
それだけで 怪しまれてしまうらしいので
504
カモフラージュのために
505
(ヨル) 殺しの仕事を続けていくためにも
506
(ヨル)えっと つまり…
507
もしよければ 面接の1回だけでなく
508
ちゃんと一緒になるのは どうかなと…
509
お互いの利益のために
510
(ヨル)今のこんな私を 受け入れてくれるのは
511
きっと この人しかいない
512
では 帰りに役所に寄って手続きを
513
えっ 今から?
514
(ロイド)善は急げです
515
おっ そうだ
516
あ…
517
(ロイド)あっ
518
(ロイド)どこで落とした?
519
(残党)野郎!
520
(残党)追い詰めたぞ!
521
(残党)ぶち殺したるわああ!
522
(ロイド)ヨルさん
523
病めるときも
524
悲しみのときも
525
どんな困難が訪れようとも
526
(爆発音)
527
共に助け合おう
528
はい
529
(ロイド)任務が…
530
(ヨル)殺しが…
531
(ロイド・ヨル)続くかぎり
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