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SPY×FAMILY – Episode 04 [English Sub]

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Japanese
1
♪~
2
~♪
3
‪(ロイド)決戦の時は来た‬
4
‪持ち物チェック‬
5
‪(ヨル)OKです‬
6
‪(ロイド)身だしなみチェック‬
7
‪OKです‬
8
‪(ロイド)言葉遣いの最終チェック‬
9
‪(アーニャ)‬ ‪大丈夫ます 頑張るます‬
10
‪(ロイド)不安しかないが‬ ‪やれることは全てやった‬
11
いざ イーデン校面接試験へ!
12
‪(ヨル)広(ひろ)っ!‬
13
‪(ロイド)‬ ‪国内トップクラスの学校ですからね‬
14
‪(ヨル)受験生もこんなに…‬
15
‪(ロイド)皆 ライバルですね‬
16
‪アーニャ 人混み大丈夫か?‬
17
‪大丈夫ます‬
18
‪では 行こ…‬
19
‪(ロイド)この感じは間違いない‬
20
‪何度も味わった感覚‬
21
‪誰かに監視されている‬
22
‪まさか群衆の中に敵が?‬
23
‪(アーニャ)敵?‬
24
‪(ヨル)なんだか視線を…‬
25
‪(ロイド)いや 違うな‬
26
‪どうやら見られているのは‬ ‪俺だけではない‬
27
‪探るような嫌な視線だ‬
28
‪ん? あれか‬
29
‪渡り廊下に4人‬
30
‪鐘楼に4人‬
31
‪左右建物にも複数人‬
32
‪この学校の関係者リストは‬ ‪ほぼ全て頭に入っている‬
33
‪あれは教員連中‬
34
‪この学校にふさわしい人物か‬
35
‪一挙手一投足を観察し‬ ‪採点してるのだろう‬
36
‪つまり 試験は既に始まっている‬
37
‪2人とも気を引き締めろ‬ ‪試験官たちに見られている‬
38
‪えっ‬
39
‪(ロイド)練習どおりに振る舞うぞ‬
40
‪(教師)D-68番 バツ‬
41
‪(教師)A-12番 バツ‬
42
‪(教師)G-114番 マル‬
43
‪(ヘンダーソン)‬ ‪今年の受験生は質が低いな‬
44
‪エレガンスに欠ける者ばかりだ‬
45
‪(教師たち)‬ ‪おはようございます 寮長(マスター)‬
46
‪(ヘンダーソン)‬ ‪あの粗野な足取りで‬
47
‪名門イーデンの地を‬ ‪踏まれるだけで不愉快だよ‬
48
‪エレガンスが伝統を作る‬
49
‪エレガンスこそが‬ ‪人の世を楽園たらしめる‬
50
‪品のない家族は‬ ‪全て不合格にしろ‬
51
‪(教師)はっ‬
52
‪(ヘンダーソン)ん?‬
53
‪ほう‬
54
‪少しはエレガンス力(りょく)が‬ ‪ありそうなのもいるな‬
55
‪むっ?‬
56
‪(ヘンダーソン)‬ ‪初代学長の像に敬礼だと!‬
57
‪(ロイド)‬ ‪千の顔を使い分けるこの‎黄昏(たそがれ)‬
58
‪相手の望む理想の人物として‬ ‪振る舞うことなど造作もない‬
59
‪さあ 見ろ‬
60
‪(ヨル)この方がどなたか‬ ‪とんと存じ上げませんが‬
61
‪とりあえずロイドさんの‬ ‪マネをしておけば大丈夫ですよね‬
62
‪(アーニャ)はげちゃびん‬
63
‪エ… エレガント!‬
64
‪ベリーエレガント!‬
65
‪あの家族は何者だ?‬
66
‪(教師)‬ ‪K-212番 フォージャー一家です‬
67
‪娘 アーニャの筆記試験は‬ ‪及第ギリギリの31点です‬
68
‪(ヘンダーソン)‬ ‪ノットエレガント 字も汚(きた)ねえ!‬
69
‪あっ‬
70
‪(せきばらい)‬
71
‪父親は再婚か‬
72
‪(教師)‬ ‪入学目的の即席家族でしょうか‬
73
‪分からん 確かめねば‬
74
‪真のエレガンスを‬ ‪持ち合わせた者かどうかを‬
75
‪(教師)‬ ‪こちらで受験票を確認します‬
76
‪(教師)G-114 第1会場へ‬
77
‪A-12ですね‬ ‪こちらの第2会場へどうぞ‬
78
‪(ロイド)‬ ‪早速 ふるいにかけられたか‬
79
‪(教師)‬ ‪K-212ですね 第1会場へどうぞ‬
80
‪まだ監視がいる 油断するな‬
81
‪(ヨル)‬ ‪見られてると思うと緊張します‬
82
‪(アーニャ)‬ ‪アーニャ 鼻クソ ほじりたい‬
83
‪絶対ダメ‬
84
‪(少年)あ~ しまった~!‬
85
‪うっかりドブにはまって‬ ‪抜け出せなくなって…‬
86
‪(ロイド)いや 試すにしても‬ ‪あからさますぎるだろ‬
87
‪ヤバいヤツと思われてるのか‬ ‪誰一人 近づかん‬
88
‪だが 試験の一環ならクリアせねば‬
89
‪ハッ‬
90
‪ちち はは 困ってる人がいるます!‬
91
‪助けます‬
92
‪(少年)助け…‬ ‪(ロイド)大丈夫かい?‬
93
‪ええっ‬
94
‪うわあ~ 手足が滑って…‬
95
‪(少年)‬ ‪これも単位のため 単位のため!‬
96
‪(ヘンダーソン)フフフ… そうだ‬
97
‪面接が控えているのに‬
98
‪下水で服を汚すわけには‬ ‪いかんだろう‬
99
‪さあ どうやって‬ ‪エレガントに切り抜け…‬
100
‪(少年)うわっ‬
101
‪あ~‬
102
‪ケガは ないかい?‬
103
‪ハンカチあげるます‬
104
‪(少年)うう…‬
105
‪念のため医務室で診てもらえ‬
106
‪(ヘンダーソン)フン 期待外れだ‬
107
‪所詮は ただの田舎者だったか‬
108
‪泥にまみれた格好で‬ ‪我が学び‎舎(や)‎に入れると思うなよ‬
109
‪(ヘンダーソン)‬ ‪K-212番をつまみ出せ‬
110
‪(少年)ああ‬ ‪この人たちは僕のせいで不合格に…‬
111
‪あの ごめんなさ…‬
112
‪(ヨル)こんなこともあろうかと‬
113
‪着替え一式 持参しておいて‬ ‪よかったですね!‬
114
‪(ヘンダーソン)‬ ‪こんなこともあろうかと‬
115
‪思わんでしょ 普通!‬
116
‪やはりこちらのグレーのほうが‬ ‪この学校にも似合ってますね‬
117
‪さっきのスーツじゃ‬ ‪田舎者だと恥をかくところだった‬
118
‪着替える機会を与えてくれて‬ ‪礼を言うよ 少年‬
119
‪えっ はあ…‬
120
‪(ヘンダーソン)‬ ‪あまつさえ少年へのフォロー‬
121
‪(ヘンダーソン)スマート‬
122
‪スマート アンド エレガント‬
123
‪おのれ こしゃくな‬ ‪ロイド・フォージャー‬
124
‪寮長 お子さんの試験ですよ?‬
125
‪(ヘンダーソン)うるさい!‬ ‪子は親を見て育つ‬
126
‪そうだ‬
127
‪30点の子の親は‬ ‪30点のはずなのだ‬
128
‪化けの皮 剥いでくれる‬
129
‪(鐘の音)‬
130
‪ん?‬
131
‪(男)大変だあ~!‬
132
‪飼育舎から‬ ‪動物たちが逃げ出した!‬
133
‪(ロイド)‬ ‪そこまでするか イーデン校!‬
134
‪(パニックの声)‬
135
‪(ロイド)‬ ‪非常時に出る本性を見るつもりか?‬
136
‪パニックになれば‬ ‪試験官の思うツボ‬
137
‪フォーメーションDを崩すなよ‬
138
‪動物たちにも博愛心で臨むんだ!‬
139
‪おい 誰だ‬ ‪あそこまでやれと言ったのは?‬
140
‪えっ 寮長では?‬
141
‪(ヘンダーソン)まさか これは…‬
142
‪本物のハプニング!‬
143
‪受験生の中には‬ ‪お偉いさんもいるんだぞ!‬
144
‪ケガさせる前に止めてこい!‬
145
‪(事務次官)‬ ‪私は財務省の事務次官だぞ!‬
146
‪(銀行員)知るか!‬ ‪私は中央銀行の取締役…‬
147
‪(子供)待って!‬
148
‪お父さ~ん!‬
149
‪(ロイド)くっ‬
150
‪(事務次官)‬ ‪おお~! よくやった…‬
151
‪大丈夫か?‬
152
‪うわあ~ん!‬
153
‪ロイドさん!‬
154
‪アーニャさんが また…‬
155
‪(ロイド)‬ ‪群衆のパニックにあてられたか‬
156
‪(ロイド)‬ ‪もはやテストどころじゃないぞ‬
157
‪あっ…‬
158
‪(ロイド)‬ ‪あいつが恐らく群れのボス‬
159
‪ヤツを止めれば…‬
160
‪銃を使うしか… いや…‬
161
‪(ヨル)アーニャさんを頼みます‬
162
‪(ロイド)ヨルさん?‬
163
‪ハッ‬
164
‪いやいや ち… 違うんです!‬
165
‪昔 ヨガ教室で動きを止める秘孔(ひこう)を‬ ‪学んだことがありまして‬
166
‪うう… 牛さんにも‬ ‪効くかなと思って‬
167
‪えっ 引かないでください!‬
168
‪あっ‬
169
‪牛さん 怖がってる?‬
170
‪ん? あっ…‬
171
‪危ないぞ アーニャ!‬
172
‪大丈夫ます 怖くない‬
173
‪(駆け寄る足音)‬
174
‪何やって… うわっ!‬
175
‪(牛たちの鳴き声)‬
176
‪あっ‬
177
‪みんな おうち帰った‬
178
‪(ロイド)みたいだな‬
179
‪幸いケガ人も出なくてよかった‬
180
‪(ヘンダーソン)‬ ‪エ… エエレ… エレレ…‬
181
‪エレガ~ンス!‬
182
‪うわああ~!‬
183
‪(教師)あっ 寮長!‬
184
‪(ヘンダーソン)フォージャー!‬
185
‪(ロイド)こいつは確か‎寮長(ハウスマスター)‬
186
‪試験の監督役か?‬
187
‪た… 助かった 礼を言う‬
188
‪そして 今日のところは完敗だ‬
189
‪ん?‬
190
‪(ヘンダーソン)混乱の収拾のため‬
191
‪面接試験は‬ ‪開始時刻を遅らせることにする‬
192
‪身なりを整えてから‬ ‪再度 会場へ来い‬
193
‪お前たちは‬ ‪我が校に挑むだけの資格がある‬
194
‪先生…‬
195
‪(ロイド)‬ ‪どうやら落第は免れたようだな‬
196
‪(ロイド)お気遣い痛み入ります‬
197
‪ですが ご心配なく‬
198
‪こんなこともあろうかと‬
199
‪もう1着 備えてありますので‬
200
‪(ヘンダーソン)ぐっ…‬
201
‪なんかもう エレガントっていうか‬ ‪怖い この人たち!‬
202
‪(ナレーション)フォージャー一家‬
203
‪無事 面接本番へ‬
204
‪(スワン)そんなことも知らずに‬ ‪うちを受験しようとしてたのかい?‬
205
‪(子供)えっ‬
206
‪(スワン)どうなんだ ああ?‬
207
‪(子供)ああ…‬
208
‪(盗聴器:子供)えっと… えっと…‬
209
‪(ドアが開く音)‬
210
‪(父)ありがとうございました…‬
211
‪(ドアが閉まる音)‬
212
‪(父)お前 なんだ あの答えは!‬
213
‪うわあ~ん!‬
214
‪(ロイド)スパイ歴十数年‬
215
‪俺は今初めて 緊張している‬
216
‪極悪テロ組織への‬ ‪潜入工作のときも‬
217
‪残り1秒で発射されるところだった‬ ‪大型ミサイルを止めたときでさえ‬
218
‪こんなに息が詰まることは‬ ‪なかった‬
219
‪他人へ成否を委ねることの恐怖‬
220
‪(ドアが開く音)‬
221
‪(教師)次の方 フォージャー様‬
222
‪(ヨル・ロイド)はい!‬ ‪(アーニャ)うい!‬
223
‪(ロイド)間違いなく ここが…‬
224
‪(ドアが閉まる音)‬
225
‪(ロイド)‬ ‪オペレーション〈‎梟(ストリクス)‎〉最大の正念場‬
226
‪(ロイド)失礼します‬
227
‪(ヘンダーソン)‬ ‪来たか フォージャー‬
228
‪(ロイド)この情報戦⸺‬
229
‪フォージャー家が制してみせる‬
230
‪(エバンス)では まず‬
231
‪ご両親への質問から‬ ‪始めさせていただきます‬
232
‪(ロイド)‬ ‪第5寮 “マルカム”の寮長‬
233
‪温厚 実直 保守的‬
234
‪生徒からの信頼も厚い‬
235
‪誠実な態度で常識的な答えを返せば‬ ‪加点は堅いと見た‬
236
‪(エバンス)‬ ‪お2人は再婚だそうですが‬
237
‪どういったご関係だったので?‬
238
‪(ロイド)‬ ‪いきなり踏み込んだ質問だな‬
239
‪家柄重視のイーデンならではか‬
240
‪(ロイド)妻とは‬
241
‪貴校の制服も請け負っている‬ ‪仕立屋で出会いました‬
242
‪彼女の‎凛(りん)‎とした立ち振る舞いに‬ ‪惹(ひ)‎かれまして‬
243
‪僕は先妻との死別以来‬
244
‪娘のこともあって‬ ‪慎重になっていましたが‬
245
‪会話を重ねるうちに‬ ‪意気投合しました‬
246
‪彼女は家族思いの‬ ‪とても優しい人です‬
247
‪娘とも うまくやっていけると‬ ‪考えました‬
248
‪(エバンス)ふむ 奥様のほうは?‬
249
‪え… えっと…‬
250
‪ロ… ロイドさんは‬ ‪子供思いのすてきな方です‬
251
‪私のことも‬ ‪気遣っていただいてますし‬
252
‪ふむ 良好なご家庭のようで何より‬
253
‪奥さん きれいなのに‬
254
‪なんで わざわざ‬ ‪コブつきなんか選んだんだい?‬
255
‪はしたないですぞ スワン先生‬
256
‪(ロイド)‬ ‪第2寮“クライン”の寮長‬
257
‪先代ヘッドマスターの一人息子で‬ ‪縁故による登用‬
258
‪高慢 強欲 無神経‬
259
‪先月 妻から離婚を突きつけられ‬ ‪娘の親権も失ったばかり‬
260
‪今までの面接内容を聴くかぎり‬
261
‪他人の家庭を妬んで‬ ‪当たり散らす発言ばかり‬
262
‪こいつは刺激しないほうが‬ ‪得策だな‬
263
‪では 次の質問を‬
264
‪本校を志望した理由を‬ ‪お聞かせ願えますか?‬
265
‪それはひとえに…‬
266
‪(ロイド)‬ ‪標的デズモンドに近づくため‬
267
‪貴校におられる先生方の‬ ‪レベルの高さに尽きます‬
268
‪質のいい知識 教養はもとより‬
269
‪愛国理念やエリート精神に至るまで‬ ‪広くご教導くださるのは‬
270
‪誇り高き‬ ‪イーデンの先生方をおいて‬
271
‪ほかにはないと考えております‬
272
‪(ヘンダーソン)‬ ‪エレガントだ ロイド・フォージャー‬
273
‪さすがは ワシが見込んだ男‬
274
‪(エバンス)‬ ‪では ご両親から見て娘さんは‬
275
‪どんなお子さんですか?‬
276
‪長所 短所‬ ‪それぞれお聞かせください‬
277
‪(ロイド)アーニャは‬ ‪とても好奇心旺盛な子です‬
278
‪なんにでも‬ ‪首を突っ込んでしまうのは‬
279
‪短所とも言えますが‬ ‪とても賢い子です‬
280
‪(ヘンダーソン)賢い? これが?‬
281
‪ハッ!‬
282
‪時折 こちらの心を‬ ‪見透かしたような言動を見せるので‬
283
‪ドキッとさせられます‬
284
‪短所は少し‬ ‪偏食なところでしょうか‬
285
‪(エバンス)ふむ‬
286
‪では お母様なりの‬ ‪教育方針などありますか?‬
287
‪(ヨル)練習どおりに!‬
288
‪私は ご存じのとおり‬ ‪この子の実母ではありません‬
289
‪始めは好かれようと‬ ‪つい甘やかしてしまいがちでしたが‬
290
‪この子の将来を思えばこそ‬
291
‪時には厳しくもなれるよう‬ ‪心がけております‬
292
‪先ほど 娘さんは‬ ‪偏食だと伺いましたが‬
293
‪いつも ご家庭ではどんな料理を?‬
294
‪えっ りょ… 料理ですか?‬ ‪えっと…‬
295
‪料理は主に僕が作っています‬
296
‪もちろん 忙しいときなどは‬ ‪妻が作ってくれることもありますよ‬
297
‪(ロイド)まだ一度もないけど‬
298
‪ウソ メシ作らない嫁とか‬ ‪存在するの?‬
299
‪娘の前に‬ ‪自分に厳しくしたほうがいいよ‬
300
‪人には得手不得手があります‬
301
‪彼女は とてもきれい好きで‬ ‪掃除は完璧ですし‬
302
‪子供の世話に関しても‬ ‪申し分ないです‬
303
‪(スワン)いや まあそれ‬
304
‪どっちも女がやって‬ ‪当たり前のやつだし‬
305
‪それは…‬
306
‪い… いいんです ロイドさん‬
307
‪(エバンス)まあまあ‬
308
‪(ロイド)そうだ 落ち着け‬
309
‪何をいらだってるんだ 黄昏‬
310
‪そもそも彼女は‬ ‪本当の妻ではないのだから‬
311
‪(スワン)フンッ‬ ‪美男美女のおしどり夫婦だと?‬
312
‪虫唾(むしず)‎が走る‬
313
‪粗(あら)‎を突きまくって‬ ‪ボロ出させてやるわ‬
314
‪こんなヤツら‬ ‪不合格になってもらわにゃ…‬
315
‪(アーニャ)‬ ‪ああっ… ちちとはは 嫌われてる‬
316
‪アーニャが頑張らないと!‬
317
‪(エバンス)つ… 次は‬ ‪お子様のほうへの質問にしましょう‬
318
‪(ロイド)来た!‬
319
‪(エバンス)‬ ‪まずは お名前と住所 言えるかな?‬
320
‪アーニャ・フォージャーです!‬
321
‪住所はバーリントン西区…‬
322
‪こおえんどおり‬ ‪ひゃく… にじゅうはちです!‬
323
‪(エバンス)お休みの日は‬ ‪どんなことをしてますか?‬
324
‪(アーニャ)‬ ‪美術館行ったり オペラ食べたり…‬
325
‪(ロイド)‬ ‪よしよし 順調に想定内の質問だ‬
326
‪(エバンス)‬ ‪学校に入ったら何がしたいですか?‬
327
‪えっと… えっと…‬
328
‪(アーニャ)なんだっけ?‬
329
‪(ロイド)‬ ‪俺の場合 まずは懇親会に参加し‬
330
‪敵組織とそのトップ‬ ‪デズモンドの計画の全容を暴き…‬
331
‪そ… 組織の‬ ‪ボスの秘密を暴きたいです!‬
332
‪(ロイド)‬ ‪何言ってるの? お~い!‬
333
‪(エバンス)組織のボス?‬ ‪校長先生のことかな?‬
334
‪(ロイド)アハハハッ すみません‬
335
‪娘は向上心が人一倍でして‬
336
‪トップまで登り詰めた校長先生に‬ ‪興味津々なのです‬
337
‪(ヘンダーソン)ほう‬
338
‪その‎歳(とし)‎で先達から学ばんとする‬ ‪その姿勢‬
339
‪なかなかにエレガント‬
340
では その校長の名前は 言えるかな? お嬢さん
341
‪えっと… ベ… ベ…‬
342
‪(ロイド)そう‬
343
‪ベネディクト・アイヴァン・‬ ‪グッドフェラー‬
344
‪べねじくそ・あばん・‬ ‪ぐっどへらーさん‬
345
‪(ヘンダーソン)ふむ では‬ ‪彼のように大成するためには‬
346
‪どんな努力が必要と思うかね?‬
347
‪体ひとつで‬ ‪ジャングルを生き抜いたり‬
348
‪死と隣り合わせのテストを‬ ‪繰り返して精神を鍛えます‬
349
‪(ロイド)‬ ‪それは昨日 スパイアニメで‬
350
‪主人公がやってた特訓な‬
351
‪(ヘンダーソン)‬ ‪な… なんという覚悟!‬
352
‪このお嬢さんを‬ ‪少々 見くびっていたようだ‬
353
‪そこまでしなくて‬ ‪大丈夫だと思うよ?‬
354
‪じゃあ 話題を変えて‬
355
‪お父さんのお仕事はなんですか?‬
356
‪(アーニャ)すぱ…‬ ‪(ロイド)ん?‬
357
‪すぱらしい心のお医者さんです‬
358
‪(エバンス)‬ ‪ん? 鼻が詰まってるのかな?‬
359
‪それじゃあ 新しいお母さんは‬ ‪どんな人ですか?‬
360
‪(アーニャ)とっても優しいです‬
361
‪でも たまに おっかないです‬
362
‪えっ‬
363
‪お父さん お母さんに‬ ‪点数をつけるとしたら‬
364
‪何点かな?‬
365
‪100点満点です‬
366
‪ちちもははも‬ ‪面白くて大好きです‬
367
‪ずっと一緒がいいです‬
368
‪(スワン)チッ だから‬ ‪そういうのいらねえっつうの‬
369
‪じゃあ 今のママと前のママ‬ ‪どっちが高得点だ?‬
370
‪スワン先生…‬
371
‪(スワン)何か?‬
372
‪質問の変更をお願いします‬
373
‪ダメだ 答えなきゃ減点だ‬
374
‪(ロイド)‬ ‪孤児院にいた経緯は分からんが‬
375
‪こいつの実の親は 恐らくもう…‬
376
‪(2人)あっ…‬
377
‪マ… マ…‬
378
‪(ロイド)アーニャ…‬
379
‪(アーニャ)ママ…‬
380
‪(スワン)そうか そうか‬
381
‪やはり前のママがいいか‬
382
‪あんまりです!‬
383
‪ヨルさん 落ち着いて‬
384
‪だって こんな…‬
385
‪(ロイド)任務のためには我慢だ‬
386
‪(スワン)‬ ‪うちは親元を離れた寮生も大勢いる‬
387
‪ささいなことで‬ ‪いちいちベソかいてたら‬
388
‪この学校では やっていけんぞ!‬
389
‪(ロイド)中傷されたところで‬ ‪それがどうした‬
390
‪(ロイド)所詮 まがいものの家族‬ ‪(ヨル)ささいなこと?‬
391
‪ささいなことですって?‬
392
‪(ロイド)なんということもない‬
393
‪なんだい 後妻さん‬
394
‪前妻に負けたからって‬ ‪かみつくなよ‬
395
‪(スワン)あ~ スッキリ… ん?‬
396
‪(ロイド)我慢だ 黄昏!‬
397
‪(衝撃音)‬
398
‪わああ ハア ハア…‬
399
‪(エバンス)ああ~…‬
400
‪失礼‬
401
‪蚊がいましたもので‬
402
‪本日は ありがとうございました‬
403
‪おい どこへ!‬ ‪まだ終わってないぞ!‬
404
‪子供の気持ちを軽んじるのが‬ ‪貴校の教育理念なのでしたら‬
405
‪選ぶ学校を間違えました‬
406
‪(ヘンダーソン)あっ‬
407
‪(スワン)‬ ‪貴様 我が校を侮辱するか!‬
408
‪(ロイド)おいで 2人とも‬
409
‪失礼します‬
410
‪二度とうちの門を‬ ‪くぐれると思うな!‬
411
‪(ヘンダーソン)‬ ‪度が過ぎますぞ スワン先生‬
412
‪私のやり方にご不満でも?‬
413
‪先代とはいえ‬ ‪父の影響力は まだまだ健在‬
414
‪口には気をつけたほうが‬ ‪よろしいかと‬
415
‪(ヘンダーソン)ぐっ…‬
416
‪(スワン)‬ ‪おい! 早く次のヤツを呼べ!‬
417
‪(ロイド)誇り高き‬ ‪イーデンの先生方をおいて‬
418
‪ほかにないと考えております‬
419
‪(ヘンダーソン)ただただ‬ ‪権力にへつらうだけのワシに‬
420
‪教育者たる資格なし‬
421
‪(ヘンダーソン)‬ ‪我が校を侮辱したのは どっちだ?‬
422
‪あ?‬
423
‪(スワン)ぶへえっ‬
424
‪あああ~!‬
425
‪(ヘンダーソン)‬ ‪ふむ 我ながらエレガント‬
426
‪(ヘンダーソン)これで堂々と‬
427
‪イーデンの教師として‬ ‪向き合えるかね フォージャーよ‬
428
‪(ロイド)絶対 落ちた‬
429
‪(ヨル)お… お茶でも入れますね‬
430
‪(ロイド)またもスパイ失格だ‬
431
‪任務に いらん感情を‬ ‪持ち込んでしまった‬
432
‪(アーニャ)ちち ごめんなさい‬
433
‪アーニャ テスト頑張れなくて‬
434
‪ごめんなさい…‬
435
‪(ロイド)いいんだ アーニャ‬ ‪謝る必要なんてない‬
436
‪あんな学校 行きたくないだろ‬
437
‪(アーニャ)‬ ‪アーニャ 学校行きたい‬
438
‪え?‬
439
‪(アーニャ)‬ ‪任務が失敗になったら…‬
440
‪(アーニャ)学校行かないと‬
441
‪(アーニャ)一緒が終わっちゃう‬
442
‪アーニャ…‬
443
‪(ヨル)もし不合格になれば‬ ‪当然 この生活も…‬
444
‪いえいえ 別に‬
445
‪私は ただ仕事への支障を‬ ‪懸念しただけで‬
446
‪(ロイド)う~ん‬ ‪しかし正直 合格は絶望的だな‬
447
‪(アーニャ)ガーン!‬
448
‪き… きっと大丈夫です!‬
449
‪うまく いきますよ‬
450
‪眼鏡のおっさんも‬
451
‪半分眼鏡のおっさんも‬
452
‪いい人だった!‬
453
‪(ヨル)そうです そうです‬
454
‪彼らがフォローしてくれますよ‬ ‪信じましょう!‬
455
‪(ロイド)フウ…‬
456
‪(ロイド)‬ ‪スパイは己以外の何者も信じない‬
457
‪常に最悪のケースを想定して‬ ‪備えるもの‬
458
‪(アーニャ)ずっと一緒がいいです‬
459
‪(ロイド)だけど 少しだけ…‬
460
‪(ロイド)そうだな‬
461
‪あとは なるように任せて‬
462
‪ひとまずは試験の労を‬ ‪ねぎらうとするか‬
463
‪わあっ‬
464
‪(ロイド)今は少しだけ…‬
465
我が家の明るい未来に!
466
(物音) (3人)わっ…
467
(アーニャ) なんか落ちた!
468
‪(ヨル)家族写真が落ちました‬
469
‪(ロイド)落ちた…‬
470
‪(ナレーション)‬ ‪任務の成否や いかに‬
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♪~
472
~♪
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