That Time I Got Reincarnated as a Slime – Episode 02 [English Sub]
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Japanese
(スライム) で どうする?
(スライム) 勇者がかけた 無限牢獄(ろうごく)の封印
友達が 300年も封印されたままなんて
かわいそうだからな
(ヴェルドラ)お前…
(スライム) そんな うるうると 見つめられても…
かわいい女の子なら ともかく ドラゴンに
(ヴェルドラ) 脱出方法があるなら ありがたいが
じっ 実はな… あと100年も待たずに
我の魔力は 底をつくところだったのだ
魔素(まそ)は漏れ続けておるし…
(スライム) だから この洞窟は魔素が濃くて
貴重な薬草や鉱石が出来たのか
魔力が底をつくと どうなる?
(ヴェルドラ)大したことはない
(スライム)大したことないの?
(ヴェルドラ) フンッ 朽ち果てるだけのことよ
(スライム)そ… そうか
長い孤独のあとに 朽ち果てるだけか…
ふむ 試してみるか
“捕食者”で無限牢獄を捕食しろ
(大賢者) 失敗しました
(スライム) そう簡単には いかないか
(ヴェルドラ)無理であろう?
(スライム) ん〜 どうにかならないか?
(大賢者) 可能性を検討します
(ヴェルドラ)おい!
自分のスキルとばかり 話(はなし)するでない
(スライム)おっさん…
(大賢者) 検討終了 可能性としましては…
(スライム) ふむふむ… なるほど なるほど
あくまで可能性だが…
無限牢獄の内側と外側から 解析できれば
解除できるかもってさ
(ヴェルドラ)ほう…
いや しかし 内側からといっても
我のスキルは 我と共に封印されて使えぬぞ
(スライム) 情報だけ よこしてくれれば 解析は こっちでやるから
(ヴェルドラ) しかし それには時間がかかろう
お前だって ずっと ここにいていいのか?
ま… まあ 我は別に構わぬが
(スライム) そうだな 俺も せっかくだから
同郷の者を探したりしたい
(ヴェルドラ)そうか…
(スライム)それで 提案だ
(ヴェルドラ)ハッ… 提案とな?
(スライム) 俺の胃袋に入らないか?
(スライム) 俺のスキル “大賢者”と“捕食者”で
無限牢獄の解析を行い
内部からは ヴェルドラが破壊を試みる
胃袋の中では隔離されるので
消滅するおそれもない
どうだ?
ハ〜ッハハハハ!
(ヴェルドラ) それは面白い ぜひ やってくれ!
お前に 我の全てを委ねる!
(スライム) そんなに簡単に信じていいのか?
(ヴェルドラ)無論だ!
ここで お前が帰ってくるのを待つよりも
2人で無限牢獄を破るほうが 面白そうだ
(スライム) そうか 1人じゃなく2人か…
いいじゃないか!
(ヴェルドラ)うむ
(スライム)あ… (ヴェルドラ)フン
(スライム) じゃ… じゃあ 今から“捕食者”で…
(ヴェルドラ) ちょ… ちょっと待て
(ヴェルドラ) その前に お前に名前を付けてやろう
お前も 我に名を付けよ
(ヴェルドラ) 同格ということを魂に刻むのだ
人間でいう ファミリーネームみたいなものだが
我が お前に名付けるのは “加護”になる
お前は まだ“名無し”だから 名持ちの魔物の仲間入りができるぞ
(スライム) むむ 名持ちの魔物か… いいな!
(ヴェルドラ)いいだろう?
かっこいいのを頼むぞ
(スライム)そっちもな
かっこいい… そうだなあ
暴風竜ヴェルドラ…
“暴風”か…
英語で“暴風” 嵐は… 何だっけ?
ストーム? いまいちだな
あっ テンペスト!
“テンペスト”なんて どうかな?
なにい! テンペストだと〜?
(スライム)ダ… ダメか?
(ヴェルドラ)すばらしい響きだ!
今日から我は ヴェルドラ=テンペストだ〜!
(スライム) き… 気に入ったのかよ
(ヴェルドラ) そして お前には
〝リムル〞の名を与える
(スライム) リムル… 悪くないな
(ヴェルドラ) リムル=テンペストを名乗るがよい
(スライム) その瞬間 魂の奥底で何かが変化した
リムル=テンペストの名が 魂に刻まれたのだ
(リムル) 俺は… リムル=テンペスト!
(ヴェルドラ)リムル
(リムル)ヴェルドラ=テンペスト
(リムル)じゃあ 今から食うけど
さっさと 無限牢獄から脱出してこいよ!
(ヴェルドラ) フフフッ 任せておけ
そんなに待たせずに お前と相まみえようぞ
(リムル) よし ユニークスキル“捕食者”!
(リムル)実に あっけなかった
今まで しゃべっていたのに…
(大賢者) ユニークスキル“無限牢獄”の 解析を行いますか?
(リムル)イエス 頼んだぞ
(リムル) この日 世界に激震が走った
天災級モンスターである 暴風竜ヴェルドラの消滅が
確認されたのだ
ヴェルドラが封印されていた洞窟は
ジュラと呼ばれる 大森林の中にあった
ジュラの大森林の周辺には いくつもの国があった
(リムル) そんな国のひとつ ブルムンド王国では…
(ベルヤード) 暴風竜ヴェルドラの件 聞いているだろう?
(フューズ) もちろんですよ
(ベルヤード)フンッ
さすがはギルドマスター と言っておこうか
では ギルドとしての対策を 聞かせてくれんか?
(フューズ) 特に何かを行う予定はありません
ヴェルドラが 消滅したということは
魔物の活性化が 予想されるのだぞ!
ハア…
不可侵領域だった暴風竜の 封印されていた場所を通って
東の帝国が動きだす可能性があるな
(ベルヤード) あの森を抜けられたら ジュラの大森林周辺の国家など
瞬く間に 帝国の支配下に置かれてしまう
疲れた顔だ ちゃんと寝てるのか?
幼なじみの よしみだ 俺が個人的に調査だけはしてやる
ジュラの大森林の様子と 帝国の動向は探ってみるよ
すまん 頼む
(リムル) ヴェルドラの消滅を感じた各国が
蜂の巣をつついたような大騒ぎに なっているとは
もちろん リムルは知るよしもなく…
(リムル) ヴェルドラを食ってから 何日過ぎただろう
俺は洞窟を出ようと あちこちを さまよっていた
目についた草や鉱物を食いまくって 体内に ためながら
(リムル) ♪ ふ〜ふふ〜ん ふふ〜ん ふ〜ふ〜ん
(大賢者) スキル“水流移動”を獲得しました
(大賢者) スキル 〝水刃(すいじん)〞を獲得しました
スキル“水圧推進” スキル“水流移動”
スキル“水刃”を 獲得したことにより
エクストラスキル“水操作”へと 統合進化しました
(リムル) いろいろ試して いくつものスキルを得た
そして 俺は出会った!
赤い糸で結ばれた運命の人…
ではなく
(リムル) 怖(こえ)え〜!
ダメだ… 逃がしてくれる気は なさそうだ
待てよ でも ヴェルドラに比べれば…
大したことなくね?
思ったより怖くないかも
いけそう!
水刃!
わお!
想像以上に強力な技だな
使う相手を考えないと…
待てよ?
これ“捕食者”で捕食して 解析したら
この蛇の能力 奪えるんじゃね?
ええい ままよ!
おええ〜!
って 味 感じないけど
おええ〜!
フウ…
(大賢者) 解析完了
スキル“毒霧吐息”
“熱源感知”を獲得しました
(リムル) あっ! 毒を吐き 周囲の熱反応を感知できる…
これ 結構 便利じゃね?
いやあ “捕食者”マジ使えるな!
よし! スキルをバンバン獲得するぞ!
(リムル)くらえ!
毒霧吐息は封印しよう
(リムル)えい!
(リムル)水刃 水刃 水刃 水刃!
フウ…
あ〜ああ〜
(リムル) あめんぼ あかいな あいうえお
うきもに こえびも…
(リムル) コウモリの 超音波を発生させる器官を利用して
しゃべれるようにもなった
ワレワレハ ウチュウジンデアル
(リムル) そして さまよい続けること数十日
ついに!
多分 これが出口… だよな?
さて どうしよう 水刃で切り刻めるかな?
(ギド)ハア…
(ギド)やっと開(ひら)きやしたぜ
錆(さ)びついてしまって 鍵穴もボロボロでやす
(カバル)しかたないさ
300年 誰も中に入ったことが ないんだろ?
(エレン) いきなり襲われたり しないですよね?
(エレン) まあ いざというときは エスケープ 使いますけど…
(リムル) 初めて見る人間…
何しにきたのか知らないけど 冒険者… かな?
ていうか 言葉が分かるけど
(大賢者) 解(かい)…
(リムル) なるほど よかった 俺 英語 苦手だったんだよね
(大賢者) 逆に 思念を乗せて発声すれば 会話も可能です
(リムル) ほお…
でも 俺… 今 スライムだし
話しかけて いきなり攻撃されても困るしな
(ギド) じゃあ あっしの隠密アーツを 発動させやすよ
(リムル) “隠密”って言ってたっけ あのスキル…
のぞき見し放題だ
けしからんヤツだ!
あとで友達になる必要が ありそうだな
行ったか
(ギド)どうしやした?
(エレン) なんか魔物の気配を感じたんだけど 気のせいかな?
(リムル) 俺は洞窟を出た
お天道(てんと)様の下を歩くのは 何日ぶりだろう
あれから ヴェルドラの反応は何もない
消えてしまったかのようだが そうではないことを俺は知っている
約束したからな
(リムル) 次に会ったとき 笑って話せる 面白おかしいエピソード
たくさん用意しておいてやろう
ああ… 久しぶりのシャバだ
空気が うまい
味覚ないけど…
(リムル) なあ ヴェルドラ…
面白おかしいエピソードを 早速1つ用意できそうだよ
貧相な体つき
ボロボロの武器
(リーダー)グガッ 強き者よ
この先に何か用事が おありですか?
(リムル) 強き者?
う〜ん… って 俺?
(リムル) 思念を乗せて発声すればいいんだな
よし!
え〜っと! はじめまして!
俺はスライムの リムルという…
あなた様の力は 十分に分かりました!
どうか 声を静めてください!
(リムル) 思念が強すぎたかな?
(小声で)で 俺に なんか用?
強力な魔物の気配がしたので 警戒に来たしだいです
(リムル) そんなもの 俺には感じられないけど?
(リーダー)ご冗談を!
そのようなお姿をされていても 我々は だまされませんぞ!
(リムル) やっぱり 俺のことか…
強き者よ
あなたを見込んで お願いがあるのですが
(リムル) 俺は ゴブリンの村に案内された
それにしても粗末な村だ
ヴェルドラの鼻息で吹き飛びそう
(村長)ようこそ お客人…
(村長) 私は この村の村長を させていただいております
(リムル)はい どうもよろしく
で 自分にお願いとは 何ですか?
実は最近 魔物の動きが
活発になっているのは ご存じでしょうか?
(リムル)いや…
我らの神が ひと月前に お姿を お隠しになられたのです
そのため近隣の魔物が
この地に ちょっかいをかけ始めまして…
(リムル) 神って…
ヴェルドラのことか? 時期的には合うな
魔物よけになっていたということか
我々も応戦したのですが 戦力的に厳しく…
そ… それで あなた様に!
(リムル) 力を貸してほしいと…
(リムル) しかし 自分 スライムですので
期待されているような働きは できないと思うのですが
ハハハ ご謙遜を
ご謙遜を!
ただのスライムに そこまでのオーラは出せませぬよ
相当に名をはせる魔物なのでしょう
(リムル)オーラ?
(リムル) 何だ それ? そんなの出した覚えはないぞ
大賢者 魔力感知の視点を切り替え
自分を客観的に見せてくれ
(大賢者) 視点を切り替えます
(リムル) うわっ! オーラを出したままだったのか
大通りを 社会の窓全開で 歩いていたみたいだ
これは アカン!
だから ゴブリンたちは おびえていたのか
(リムル) フフフ… さすがは村長 分かるか?
(村長) もちろんでございますとも 漂う風格までは隠せておりませぬ
(リムル) そうか 分かってしまったか
お前たちは なかなか見どころがあるようだな
ふ〜ん!
おっ ひっこめられた
おお… 我々を 試されていたのですね
そのオーラに おびえる者も 多かったもので助かります
(リムル)そ… そうだな
おびえずに話しかけてくるとは 見どころがあるぞ
(リムル) 何の見どころだよ!
ていうか 洞窟にいた人間たち よく気が付かなかったな
あいつら 大丈夫か?
(村長) ハハ… ありがとうございます
あっ それで お願いといいますのは…
(リムル) ゴブリンの話によると
東の地からオオカミの魔物 牙狼族(がろうぞく)が押し寄せて 戦いになり
ゴブリンの戦士が 多数 討ち死にしたのだという
本来 牙狼族1匹に対して ゴブリン10匹でかかっても
勝てるかどうかの戦力差が あるのだそうだ
その中に 名持ちの守護者のような 戦士がいたのだという
その戦士も討ち死にし
村は危機に瀕(ひん)している… ということだった
牙狼族は全部で100匹程度
(リムル)こっちの戦力は?
(村長) 戦えるのは 雌も合わせて60匹ぐらい
(リムル) 絶望的な戦力差だな… なんか無理ゲーっぽいな
(リムル) その名持ちのゴブリンの戦士は
勝てないと分かっていて 戦ったのか?
いえ… 牙狼族の情報は
その戦士が命懸けで 入手したものなのです
戦士は私の息子で
これの兄でした
(リムル) そうか… 悪いことを聞いた
(リムル)村長 1つ確認したい
(村長)は… はい
(リムル) 俺が この村を助けるなら その見返りは何だ?
お前たちは俺に何を差し出せる?
(リムル) 本当は見返りなんて求めてない
ただ ちょっと体裁を 整える必要があるだけだ
わ… 我々の忠誠をささげます!
我らに守護を お与えください
さすれば我らは
リムル様に 忠誠を誓いましょう!
(リーダー)誓いましょう!
(リムル) 懐かしいな…
(田村(たむら)) 先輩! 今回だけ お願いします!
(三上(みかみ))しょうがねえなあ
(リムル) なんのかんの言って 俺は頼まれ事に弱かった
が… 牙狼族だ!
ヤバいよ ヤバいよ!
おしまいだ〜!
俺たち 食われちゃうんだ〜!
(ゴブリンたち) 逃げようよ! ど… どこへ?
(村長) お… お前たち 落ち着きなさい
(リムル)ビビる必要はない
(リムル)これから倒す相手だ
おお でっ では…
(リムル) お前たちの その願い 暴風竜ヴェルドラに代わり
このリムル=テンペストが 聞き届けよう!
ありがとうございます
我々は リムル様の 忠実なるしもべでございます
(リムル)任せておけ
(リムル) こうして俺は ゴブリンたちの主(あるじ)…
守護者となったのだった
(大賢者) 次回「ゴブリン村での戦い」
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