That Time I Got Reincarnated as a Slime – Episode 09 [English Sub]

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Japanese
1:31
(リムル) リムルたちの村の開発は 着々と進んでいた
1:35
カイジン そして ドワーフ三兄弟の ガルム ドルド ミルドが
1:41
衣類 道具作成 住居建設を進め
1:44
リグルドの下(もと) ゴブリン・ロードたちが
1:47
村の統治を行う流れが出来ていた
1:51
(リムル) 順調 順調
1:53
俺が指示しなくても それぞれが ちゃんとやってくれてる
1:56
俺も楽できるし…
1:59
それに 俺には
2:01
やらなければならない 大事なことがある
2:06
(リムル)よし 誰もいないな
2:14
修理完了っと
2:18
シズさん… 形見 大切にするよ
2:24
さて…
2:26
フフフ… フハハ
2:30
へ〜んしん!
2:38
(リムル)ふむ…
2:40
すごくスムーズに擬態できるな
2:42
人間の体だ… ありがたい
2:48
視覚に…
2:51
聴覚
2:56
うん ていうか…
2:58
スライムのときのほうが よく見えてたし よく聞こえてたな
3:03
魔力感知の力か?
3:06
次は…
3:08
なあ 大賢者(だいけんじゃ)
3:09
イフリートを捕食したから 分身 俺も使えるのかな?
3:14
(大賢者) 解(かい) “分身体”含め
3:16
イフリートの保有スキルは 解析完了しています
3:20
よしよし じゃあ 早速 試してみるか
3:24
分身体!
3:33
なるほど シズさんに似ている
3:35
前世の俺の要素は かけらもないな
3:38
なんという 美少… 年(ねん)? 女(じょ)?
3:44
(リムル) 人の姿になったときの性別を 確認しないわけにはいかないよな
3:49
まあ もう感覚で なんとなく分かってんだけどさ
3:53
ちゃんと確認してなかったから…
4:00
息子… 復活ならず
4:04
しかも 中性…
4:07
いや 性別がない
4:10
無性(むせい)だった
4:12
まあ スライムって時点で 性別とかなかったしな
4:17
あれ? そういえば
4:19
さっき人型に擬態するとき 黒い霧が出てなかったような…
4:24
(大賢者) 本体より体積の大きな存在へ 擬態する場合
4:28
不足分を 魔素(まそ)を消費して作った 黒霧で補います
4:32
てことは 大人の姿も作れるってことか
4:36
よし!
4:44
おお! 男寄りにできるか?
4:50
なかなかイケメンじゃないか!
4:52
じゃあ 次は女寄りに!
4:58
おお〜! って…
5:00
ストップ! ストップ! 戻れ
5:04
ハア ハア…
5:06
いかん… 大人の女性の姿にすると シズさんぽくて背徳感が募(つの)る
5:15
(リグルド)報告は以上であります
5:17
(リムル) ああ 問題ない ご苦労さん
5:20
(リグルド)ああ それと… (リムル)ん?
5:22
今日も お食事は必要ないのでありますか?
5:25
ああ どうせスライムの体じゃ 味がしな…
5:31
おお〜 リグルド!
5:34
今日から 僕も一緒にメシを食うことにする!
5:37
なんと!
5:38
では 今夜は宴会ですな
5:41
うむ 頼んだぞ!
5:46
(リムル) そうだよ
5:48
せっかく 人に 擬態できるようになったんだから
5:51
おいしいご飯 食べまくってやる!
5:54
メニューは何だろう♪
5:57
肉かな? 肉だろうな〜
5:59
となると 米も欲しいけど…
6:01
この世界に稲ってあるのかな? 今度 探してみるか
6:05
あったら 田んぼを作って…
6:10
(リグル)リムル様!
6:11
(リムル)食料調達 ご苦労さん
6:13
ありがとうございます
6:15
これから森へ向かうところです
6:17
今夜は宴会の予定だ おいしそうな獲物を頼むよ
6:21
(ゴブタ) 今日はリムル様も 食べるっすか?
6:24
おうよ! なんせ この体には味覚があるからな
6:28
ほう…
6:29
いっぱい食べたら おっぱいも育つっすかね?
6:37
すみません!
6:38
ゴブタには きっちりと教育しておきますので…
6:41
それから 特上の牛鹿(うじか)を ご用意いたしましょう
6:49
おう! 頼むな
6:51
(リグル)お任せください!
6:52
最近は 森の奥から移動してくる 魔獣が多いので
6:56
獲物は豊富なんです
6:59
何かあったのか?
7:00
いえ 魔獣は環境の変化などで 移動したりしますからね
7:05
大したことないと思うのですが…
7:07
ふ〜ん…
7:14
(ランガ)お呼びですか 我が主(あるじ)
7:16
(リムル) ランガ リグルたちと森に同行してくれ
7:19
何もないと思うけど もしものときは頼む
7:22
(ランガ) 心得ました お任せください!
7:26
遠慮はいらぬ 我を連れていけ リグル殿!
7:29
(リムル) おお〜 かっこいいぞ ランガ
7:32
それがなければ もっとな
7:37
(リムル) 俺は ヴェルドラが封印されていた 洞窟にやって来た
7:43
シズさんから受け継いだ ユニークスキル—
7:46
“変質者”の効果を 試しておこうと思ったのだ
7:49
誰の迷惑にもならない場所で
7:55
“変質者”は 字面(じづら)から受ける印象は ともかく
7:59
彼女の思いが込められた 大事な能力だ
8:02
その能力とは…
8:04
統合と分離
8:06
さまざまなスキルを統合し 新しいスキルへと進化させ…
8:10
つまりは 新しい能力がポンポンと獲得できた
8:14
そのひとつが…
8:19
何これ… えげつない
8:23
(大賢者) エクストラスキル 〝黒炎(こくえん)〞です
8:26
これも使いどころを考えないとな
8:35
しかし…
8:37
ホントにシズさんには感謝しないと
8:42
この仮面 魔力を抑える力があるんだよな
8:46
どれ…
8:48
どうだ?
8:50
(大賢者) わずかに漏れ出ていたオーラが
8:52
完全に消滅しました
8:54
この状態ならば “人間”と認識されるでしょう
8:58
(リムル) よし 対外向けには この格好で出向くことにしよう
9:05
似合うな
9:06
(大賢者) はい
9:09
(リムル)淡泊だな…
9:10
(ランガ)リムル様! (リムル)あっ…
9:12
(大賢者) 個体名ランガからの思念伝達
9:15
声音から救援要請と推測
9:20
やあ!
9:22
だあ〜! うっ…
9:23
死んじゃうっす〜
9:26
ハア ハア…
9:27
(リムル)どうした?
9:29
斬られたっす! 超痛いっす!
9:30
(リムル)落ち着け 傷は浅いぞ
9:36
何だ? お前ら
9:37
あっ リムル様じゃないっすか!
9:39
心配になったから 来てくれたんすね?
9:41
(リムル)ああ そうだな
9:43
元気そうだし 回復薬はいらないみたいだな
9:45
(ゴブタ) ちょ… ちょっと! 欲しいっす!
9:47
冗談言って すまなかったっすよ…
9:52
あ… たっ 助かったっす
10:14
(リムル)ランガ!
10:18
(ランガ) 主よ 申し訳ありません 我がいながら このような…
10:26
(リムル)戻れ リグル!
10:30
(リグル) リ… リムル様 申し訳ありません
10:33
(リムル) 安心しろ あとは俺に任せて ゆっくり休め
10:37
ありがとうございます…
10:40
(リムル) ランガ この倒れている者たちは どうした?
10:43
(ランガ) はっ 魔法により眠らされております
10:47
あの桃色の髪の仕業です
10:52
(リムル)魔法か…
10:54
なかなか やっかいな相手らしいな
11:00
面目ありません
11:01
まさか オーガに出くわすとは思わず…
11:04
(リムル)オーガ?
11:06
(リムル) ゲームや映画だと こんなイメージ…
11:09
ウ〜ガ〜!
11:11
(リムル) だったけど 随分 違うんだな
11:14
なんか 鎧(よろい)までつけてるし…
11:17
ていうか どう見ても日本刀だよな あれ
11:21
6人のオーガか…
11:24
(リムル)おい お前ら
11:25
事情は知らんが うちのヤツらが失礼したな
11:28
話し合いに応じる気はあるか?
11:34
(リムル) 実力差は明白なのに
11:36
ゴブタもリグルも 致命傷ではなかったし
11:39
警備隊のほとんどは 無傷で無力化されてる
11:42
なんか訳ありか?
11:44
まっ ここは こちらが大人の対応を…
11:47
(男オーガ) 正体を現せ 邪悪な魔人め!
11:51
おいおい ちょっと待て 俺が 何だって?
11:54
(男オーガ)魔物を使役するなど
11:56
普通の人間にできる 芸当ではあるまい
12:00
見た目を偽り オーラを 抑えているようだが甘いわ!
12:04
(老オーガ)正体を現すがいい
12:06
黒幕から出向いてくれるとは 好都合というもの
12:10
(リムル) ガ〜ン!
12:11
俺の正体なんて ただの愛くるしいスライムなのに…
12:17
(リムル)なあ あのな…
12:19
フン! 貴様の言葉など聞く耳を持たん
12:23
全て その仮面が物語っている!
12:25
(リムル)は? 仮面…
12:27
待ってくれ 何か勘違いしてないか?
12:30
これは ある人の形見で…
12:33
(男オーガ) 同胞の無念 その億分の1でも 貴様の首で あがなってもらおう!
12:38
邪悪なる豚どもの仲間め!
12:42
(ランガ)どういたしますか?
12:43
(リムル)どうって…
12:46
お前は あの桃色を相手しろ
12:49
(リムル)決して殺すなよ
12:52
(リムル)どうも裏がありそうだ
12:54
邪魔だけしてくれればいいから 残りは俺が倒すよ
12:58
(ランガ) しかし リムル様が オーガ5体を相手することに…
13:03
(リムル) 問題ない 負ける気がしない
13:06
(ランガ) さすがは我が主! 承知!
13:09
ナメられたものだな
13:12
真の勇気か ただの蛮勇か
13:15
その度胸に敬意を払い 挑発に乗ってやろう
13:19
後悔するなよ
13:30
(オーガ)ふん!
13:31
(リムル)お前は眠っとけ
13:41
(リムル)おっと!
13:42
悪いな 魔力感知で丸見えだ
13:45
(リムル) デカい!
13:47
(リムル) いや 丸見えってのは そういう意味じゃないぞ
13:49
誤解するな
13:55
(リムル) 転びそうですよ お嬢さん
13:58
(リムル) なんちゃって
14:12
(リグル)おお… (ゴブタ)さすがっす!
14:14
(ランガのうなり声) (女オーガ)あんなに簡単に…
14:17
(リムル)さて あとは…
14:19
どうする?
14:21
(老オーガ)むう…
14:23
エビルムカデの“麻痺(まひ)吐息”
14:26
ブラックスパイダーの “粘糸(ねんし)”“鋼糸(こうし)”
14:29
アーマーサウルスの“身体装甲”
14:33
(老オーガ) ほかにも多数の魔物の技を 体得しているやもしれません
14:37
ご油断めされるな 若
14:40
(リムル) あのじいさん 俺が捕食した魔物と 獲得したスキルを
14:44
ひと目 見ただけで 言い当てやがった
14:46
手の内を見せ過ぎるのは マズいかもな
14:50
(リムル)ここら辺にしないか?
14:51
そろそろ 俺の言い分も聞いてほしいんだが…
14:54
黙れ! 邪悪な魔人め
14:57
(リムル)え〜っと だからな…
14:59
確かに貴様は強い
15:01
だからこそ 確信が深まった
15:04
(リムル)確信?
15:05
やはり 貴様はヤツらの仲間だ!
15:08
(リムル)ヤツらって…
15:10
(男オーガ) たかがオークごときに 我らオーガが敗れるなど考えられぬ
15:15
(リムル)オーク?
15:16
おっ おい さっきから何を…
15:18
黙れ!
15:19
全ては 貴様ら 魔人の仕業なのだろうが!
15:22
(リムル)えっ 魔人?
15:23
とぼけるな!
15:24
(リムル)待てよ それは誤解…
15:32
(老オーガ) む… わしも もうろくしたものよ
15:36
頭をはねたと思ったのじゃが
15:39
(リムル) マジかよ…
15:41
リムル様!
15:42
うっ 腕が…
15:44
(ランガ)我が主!
15:45
(リムル) こっちはいい! 油断するな
15:49
(リムル) 魔力感知をかいくぐり
15:51
多重結界と身体装甲を あっさり破ったのか?
15:55
(老オーガ)次は外さんぞ!
15:58
どうやら蛮勇のほうだったようだな
16:00
右腕を失い発狂しない胆力(たんりょく)は 褒めてやる
16:07
一人で俺たちを相手取ろうとした その傲慢さが貴様の敗因だ
16:12
冥府で悔やみ続けるがいい!
16:29
片手を斬り落とした程度で 俺に勝ったつもりだったのか?
16:35
ば… 化け物め!
16:38
オーガフレイム!
16:46
(老オーガ)若…
16:47
やった… のか?
16:56
(リムル) 残念だったな 俺に炎は効かないんだ
17:00
だが 確かに俺は お前たちを甘く見ていたようだ
17:06
少し…
17:08
本気を見せてやろう
17:14
(老オーガ)なんというオーラ…
17:17
よく見ておけ
17:30
(女オーガ) あっ あれは… あの炎は…
17:33
周囲の魔素を利用した 妖術ではありませぬ!
17:36
あの炎を形作っているのは 純粋に あの者の力のみ
17:42
炎の大きさが そのまま あの者の力…
17:46
もっと面白いものを 見せてやろう
17:50
これが俺の真の力だ!
18:05
(リムル) やっぱ 封印しといたままのほうが いいかな これ…
18:09
どうする? まだやるか?
18:12
(リムル) よしよし ビビってるな 頼むから これで降参してくれよ
18:17
(老オーガ) 若 姫を連れて お逃げください ここは わしが…
18:21
黙れ じい
18:25
すさまじいな…
18:27
悲しいが 我らでは貴様に遠く及ばぬようだ
18:32
だが 俺も 力ある種族…
18:35
オーガの次期頭領として育てられた 誇りがある
18:39
無念に散った同胞の恨みを 晴らさずして 何が頭領か!
18:45
かなわぬまでも 一矢報いてくれるわ
18:48
(老オーガ) 若… それでは わしも お供いたしましょうぞ!
18:52
(リムル) そうきたか… マズいな 完全に裏目に出てしまった
18:58
(女オーガ)ハア ハア…
18:59
お待ちください お兄様!
19:01
この方は 敵ではないかもしれません
19:04
そこをどけ!
19:05
(女オーガ)いいえ!
19:07
(男オーガ)なぜだ!
19:09
里を襲ったヤツと同じく 仮面をつけた魔人ではないか!
19:13
お前も そう言っただろう?
19:15
はい…
19:16
ですが 冷静になって考えてみてください
19:19
これだけの力のある魔人様が 姑息(こそく)な手段を用いて
19:24
豚どもに我らが里を襲撃させるなど 不自然です
19:28
それこそ お一人で我ら全てを 皆殺しにできましょうから
19:33
この方が異質なのは 間違いありませんが
19:36
恐らくは 里を襲った者どもとは 無関係なのではないかと
19:45
少しは人の話を聞く気になったか?
19:49
もう これ いらないよな
19:55
何者なんだ お前は
19:59
俺? 俺は ただのスライムだよ
20:02
スライム?
20:04
そっ スライムのリムル
20:12
ホッ ホントに…
20:16
(リムル) ちなみに この仮面は ある人の形見だ
20:19
なんなら お前の里を襲ったヤツのと同じか
20:22
確認してもらってかまわない
20:28
似ている気はするが…
20:31
(女オーガ) これには 抗魔の力が備わっているようです
20:35
(老オーガ) しかし… あのときの魔人は オーラを隠してはおらなんだな
20:40
では…
20:43
申し訳ない
20:45
どうやら追い詰められて 勘違いしてしまったようだ
20:49
どうか謝罪を受け入れてほしい
20:51
(リムル)うむ 苦しゅうない
20:54
(リムル) やれやれ 一時は どうなることかと思った
20:59
(リムル) まあ ここで話すのもなんだし ひとまず村に戻ろうか
21:04
お前たちも来いよ
21:05
(男オーガ)あ… いいのか?
21:07
(リムル) うん いろいろ事情も聞きたいしな
21:12
そちらの仲間を 傷つけてしまったが…
21:15
(リムル) そりゃあ お互いさまだしな
21:17
死人は出なかったんだし よしとしよう
21:20
(老オーガ)すまんかったのう (ゴブタ)ひい!
21:24
(リムル) それに 今日 うちは宴会なんだ! 人数が多いほうが楽しいだろ
21:32
(リムル) こうして 理由も分からずに 始まった争いは終わった
21:37
オーガの姫が昏睡(こんすい)の魔法を解除し ゴブリンたちは目覚めた
21:42
オーガたちのケガは リムルの回復薬で治し
21:46
一同は リムルたちの村へと 向かったのだった
21:51
(リムル)そういえば 名前は?
21:53
いや 俺たちにネームドはいないよ
21:56
(リムル) そっか 普通はないんだっけ…
22:00
そっか
22:02
そっかあ…
23:36
(大賢者) 次回「オークロード」
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