That Time I Got Reincarnated as a Slime – Episode 09 [English Sub]
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Japanese
(リムル) リムルたちの村の開発は 着々と進んでいた
カイジン そして ドワーフ三兄弟の ガルム ドルド ミルドが
衣類 道具作成 住居建設を進め
リグルドの下(もと) ゴブリン・ロードたちが
村の統治を行う流れが出来ていた
(リムル) 順調 順調
俺が指示しなくても それぞれが ちゃんとやってくれてる
俺も楽できるし…
それに 俺には
やらなければならない 大事なことがある
(リムル)よし 誰もいないな
修理完了っと
シズさん… 形見 大切にするよ
さて…
フフフ… フハハ
へ〜んしん!
(リムル)ふむ…
すごくスムーズに擬態できるな
人間の体だ… ありがたい
視覚に…
聴覚
うん ていうか…
スライムのときのほうが よく見えてたし よく聞こえてたな
魔力感知の力か?
次は…
なあ 大賢者(だいけんじゃ)
イフリートを捕食したから 分身 俺も使えるのかな?
(大賢者) 解(かい) “分身体”含め
イフリートの保有スキルは 解析完了しています
よしよし じゃあ 早速 試してみるか
分身体!
なるほど シズさんに似ている
前世の俺の要素は かけらもないな
なんという 美少… 年(ねん)? 女(じょ)?
(リムル) 人の姿になったときの性別を 確認しないわけにはいかないよな
まあ もう感覚で なんとなく分かってんだけどさ
ちゃんと確認してなかったから…
息子… 復活ならず
しかも 中性…
いや 性別がない
無性(むせい)だった
まあ スライムって時点で 性別とかなかったしな
あれ? そういえば
さっき人型に擬態するとき 黒い霧が出てなかったような…
(大賢者) 本体より体積の大きな存在へ 擬態する場合
不足分を 魔素(まそ)を消費して作った 黒霧で補います
てことは 大人の姿も作れるってことか
よし!
おお! 男寄りにできるか?
なかなかイケメンじゃないか!
じゃあ 次は女寄りに!
おお〜! って…
ストップ! ストップ! 戻れ
ハア ハア…
いかん… 大人の女性の姿にすると シズさんぽくて背徳感が募(つの)る
(リグルド)報告は以上であります
(リムル) ああ 問題ない ご苦労さん
(リグルド)ああ それと… (リムル)ん?
今日も お食事は必要ないのでありますか?
ああ どうせスライムの体じゃ 味がしな…
おお〜 リグルド!
今日から 僕も一緒にメシを食うことにする!
なんと!
では 今夜は宴会ですな
うむ 頼んだぞ!
(リムル) そうだよ
せっかく 人に 擬態できるようになったんだから
おいしいご飯 食べまくってやる!
メニューは何だろう♪
肉かな? 肉だろうな〜
となると 米も欲しいけど…
この世界に稲ってあるのかな? 今度 探してみるか
あったら 田んぼを作って…
(リグル)リムル様!
(リムル)食料調達 ご苦労さん
ありがとうございます
これから森へ向かうところです
今夜は宴会の予定だ おいしそうな獲物を頼むよ
(ゴブタ) 今日はリムル様も 食べるっすか?
おうよ! なんせ この体には味覚があるからな
ほう…
いっぱい食べたら おっぱいも育つっすかね?
すみません!
ゴブタには きっちりと教育しておきますので…
それから 特上の牛鹿(うじか)を ご用意いたしましょう
おう! 頼むな
(リグル)お任せください!
最近は 森の奥から移動してくる 魔獣が多いので
獲物は豊富なんです
何かあったのか?
いえ 魔獣は環境の変化などで 移動したりしますからね
大したことないと思うのですが…
ふ〜ん…
(ランガ)お呼びですか 我が主(あるじ)
(リムル) ランガ リグルたちと森に同行してくれ
何もないと思うけど もしものときは頼む
(ランガ) 心得ました お任せください!
遠慮はいらぬ 我を連れていけ リグル殿!
(リムル) おお〜 かっこいいぞ ランガ
それがなければ もっとな
(リムル) 俺は ヴェルドラが封印されていた 洞窟にやって来た
シズさんから受け継いだ ユニークスキル—
“変質者”の効果を 試しておこうと思ったのだ
誰の迷惑にもならない場所で
“変質者”は 字面(じづら)から受ける印象は ともかく
彼女の思いが込められた 大事な能力だ
その能力とは…
統合と分離
さまざまなスキルを統合し 新しいスキルへと進化させ…
つまりは 新しい能力がポンポンと獲得できた
そのひとつが…
何これ… えげつない
(大賢者) エクストラスキル 〝黒炎(こくえん)〞です
これも使いどころを考えないとな
しかし…
ホントにシズさんには感謝しないと
この仮面 魔力を抑える力があるんだよな
どれ…
どうだ?
(大賢者) わずかに漏れ出ていたオーラが
完全に消滅しました
この状態ならば “人間”と認識されるでしょう
(リムル) よし 対外向けには この格好で出向くことにしよう
似合うな
(大賢者) はい
(リムル)淡泊だな…
(ランガ)リムル様! (リムル)あっ…
(大賢者) 個体名ランガからの思念伝達
声音から救援要請と推測
やあ!
だあ〜! うっ…
死んじゃうっす〜
ハア ハア…
(リムル)どうした?
斬られたっす! 超痛いっす!
(リムル)落ち着け 傷は浅いぞ
何だ? お前ら
あっ リムル様じゃないっすか!
心配になったから 来てくれたんすね?
(リムル)ああ そうだな
元気そうだし 回復薬はいらないみたいだな
(ゴブタ) ちょ… ちょっと! 欲しいっす!
冗談言って すまなかったっすよ…
あ… たっ 助かったっす
(リムル)ランガ!
(ランガ) 主よ 申し訳ありません 我がいながら このような…
(リムル)戻れ リグル!
(リグル) リ… リムル様 申し訳ありません
(リムル) 安心しろ あとは俺に任せて ゆっくり休め
ありがとうございます…
(リムル) ランガ この倒れている者たちは どうした?
(ランガ) はっ 魔法により眠らされております
あの桃色の髪の仕業です
(リムル)魔法か…
なかなか やっかいな相手らしいな
面目ありません
まさか オーガに出くわすとは思わず…
(リムル)オーガ?
(リムル) ゲームや映画だと こんなイメージ…
ウ〜ガ〜!
(リムル) だったけど 随分 違うんだな
なんか 鎧(よろい)までつけてるし…
ていうか どう見ても日本刀だよな あれ
6人のオーガか…
(リムル)おい お前ら
事情は知らんが うちのヤツらが失礼したな
話し合いに応じる気はあるか?
(リムル) 実力差は明白なのに
ゴブタもリグルも 致命傷ではなかったし
警備隊のほとんどは 無傷で無力化されてる
なんか訳ありか?
まっ ここは こちらが大人の対応を…
(男オーガ) 正体を現せ 邪悪な魔人め!
おいおい ちょっと待て 俺が 何だって?
(男オーガ)魔物を使役するなど
普通の人間にできる 芸当ではあるまい
見た目を偽り オーラを 抑えているようだが甘いわ!
(老オーガ)正体を現すがいい
黒幕から出向いてくれるとは 好都合というもの
(リムル) ガ〜ン!
俺の正体なんて ただの愛くるしいスライムなのに…
(リムル)なあ あのな…
フン! 貴様の言葉など聞く耳を持たん
全て その仮面が物語っている!
(リムル)は? 仮面…
待ってくれ 何か勘違いしてないか?
これは ある人の形見で…
(男オーガ) 同胞の無念 その億分の1でも 貴様の首で あがなってもらおう!
邪悪なる豚どもの仲間め!
(ランガ)どういたしますか?
(リムル)どうって…
お前は あの桃色を相手しろ
(リムル)決して殺すなよ
(リムル)どうも裏がありそうだ
邪魔だけしてくれればいいから 残りは俺が倒すよ
(ランガ) しかし リムル様が オーガ5体を相手することに…
(リムル) 問題ない 負ける気がしない
(ランガ) さすがは我が主! 承知!
ナメられたものだな
真の勇気か ただの蛮勇か
その度胸に敬意を払い 挑発に乗ってやろう
後悔するなよ
(オーガ)ふん!
(リムル)お前は眠っとけ
(リムル)おっと!
悪いな 魔力感知で丸見えだ
(リムル) デカい!
(リムル) いや 丸見えってのは そういう意味じゃないぞ
誤解するな
(リムル) 転びそうですよ お嬢さん
(リムル) なんちゃって
(リグル)おお… (ゴブタ)さすがっす!
(ランガのうなり声) (女オーガ)あんなに簡単に…
(リムル)さて あとは…
どうする?
(老オーガ)むう…
エビルムカデの“麻痺(まひ)吐息”
ブラックスパイダーの “粘糸(ねんし)”“鋼糸(こうし)”
アーマーサウルスの“身体装甲”
(老オーガ) ほかにも多数の魔物の技を 体得しているやもしれません
ご油断めされるな 若
(リムル) あのじいさん 俺が捕食した魔物と 獲得したスキルを
ひと目 見ただけで 言い当てやがった
手の内を見せ過ぎるのは マズいかもな
(リムル)ここら辺にしないか?
そろそろ 俺の言い分も聞いてほしいんだが…
黙れ! 邪悪な魔人め
(リムル)え〜っと だからな…
確かに貴様は強い
だからこそ 確信が深まった
(リムル)確信?
やはり 貴様はヤツらの仲間だ!
(リムル)ヤツらって…
(男オーガ) たかがオークごときに 我らオーガが敗れるなど考えられぬ
(リムル)オーク?
おっ おい さっきから何を…
黙れ!
全ては 貴様ら 魔人の仕業なのだろうが!
(リムル)えっ 魔人?
とぼけるな!
(リムル)待てよ それは誤解…
(老オーガ) む… わしも もうろくしたものよ
頭をはねたと思ったのじゃが
(リムル) マジかよ…
リムル様!
うっ 腕が…
(ランガ)我が主!
(リムル) こっちはいい! 油断するな
(リムル) 魔力感知をかいくぐり
多重結界と身体装甲を あっさり破ったのか?
(老オーガ)次は外さんぞ!
どうやら蛮勇のほうだったようだな
右腕を失い発狂しない胆力(たんりょく)は 褒めてやる
一人で俺たちを相手取ろうとした その傲慢さが貴様の敗因だ
冥府で悔やみ続けるがいい!
片手を斬り落とした程度で 俺に勝ったつもりだったのか?
ば… 化け物め!
オーガフレイム!
(老オーガ)若…
やった… のか?
(リムル) 残念だったな 俺に炎は効かないんだ
だが 確かに俺は お前たちを甘く見ていたようだ
少し…
本気を見せてやろう
(老オーガ)なんというオーラ…
よく見ておけ
(女オーガ) あっ あれは… あの炎は…
周囲の魔素を利用した 妖術ではありませぬ!
あの炎を形作っているのは 純粋に あの者の力のみ
炎の大きさが そのまま あの者の力…
もっと面白いものを 見せてやろう
これが俺の真の力だ!
(リムル) やっぱ 封印しといたままのほうが いいかな これ…
どうする? まだやるか?
(リムル) よしよし ビビってるな 頼むから これで降参してくれよ
(老オーガ) 若 姫を連れて お逃げください ここは わしが…
黙れ じい
すさまじいな…
悲しいが 我らでは貴様に遠く及ばぬようだ
だが 俺も 力ある種族…
オーガの次期頭領として育てられた 誇りがある
無念に散った同胞の恨みを 晴らさずして 何が頭領か!
かなわぬまでも 一矢報いてくれるわ
(老オーガ) 若… それでは わしも お供いたしましょうぞ!
(リムル) そうきたか… マズいな 完全に裏目に出てしまった
(女オーガ)ハア ハア…
お待ちください お兄様!
この方は 敵ではないかもしれません
そこをどけ!
(女オーガ)いいえ!
(男オーガ)なぜだ!
里を襲ったヤツと同じく 仮面をつけた魔人ではないか!
お前も そう言っただろう?
はい…
ですが 冷静になって考えてみてください
これだけの力のある魔人様が 姑息(こそく)な手段を用いて
豚どもに我らが里を襲撃させるなど 不自然です
それこそ お一人で我ら全てを 皆殺しにできましょうから
この方が異質なのは 間違いありませんが
恐らくは 里を襲った者どもとは 無関係なのではないかと
少しは人の話を聞く気になったか?
もう これ いらないよな
何者なんだ お前は
俺? 俺は ただのスライムだよ
スライム?
そっ スライムのリムル
ホッ ホントに…
(リムル) ちなみに この仮面は ある人の形見だ
なんなら お前の里を襲ったヤツのと同じか
確認してもらってかまわない
似ている気はするが…
(女オーガ) これには 抗魔の力が備わっているようです
(老オーガ) しかし… あのときの魔人は オーラを隠してはおらなんだな
では…
申し訳ない
どうやら追い詰められて 勘違いしてしまったようだ
どうか謝罪を受け入れてほしい
(リムル)うむ 苦しゅうない
(リムル) やれやれ 一時は どうなることかと思った
(リムル) まあ ここで話すのもなんだし ひとまず村に戻ろうか
お前たちも来いよ
(男オーガ)あ… いいのか?
(リムル) うん いろいろ事情も聞きたいしな
そちらの仲間を 傷つけてしまったが…
(リムル) そりゃあ お互いさまだしな
死人は出なかったんだし よしとしよう
(老オーガ)すまんかったのう (ゴブタ)ひい!
(リムル) それに 今日 うちは宴会なんだ! 人数が多いほうが楽しいだろ
(リムル) こうして 理由も分からずに 始まった争いは終わった
オーガの姫が昏睡(こんすい)の魔法を解除し ゴブリンたちは目覚めた
オーガたちのケガは リムルの回復薬で治し
一同は リムルたちの村へと 向かったのだった
(リムル)そういえば 名前は?
いや 俺たちにネームドはいないよ
(リムル) そっか 普通はないんだっけ…
そっか
そっかあ…
(大賢者) 次回「オークロード」
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