That Time I Got Reincarnated as a Slime – Episode 20 [English Sub]
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Japanese
(ハクロウ)参られよ
(2人)おう!
(ゴブタ) さすがっす! お見事っす 師匠!
メガロドンの三枚おろし
ノッホッホ これくらい朝飯前…
ああ いや 晩飯前じゃよ
(カイジン)軽い
しかも 硬い
これは使えそうだな
(クロベエ) いい武器が出来そうだべ
(ガルム)盾にしてもいい
鎧(よろい)に加工するのも ありだな
(ドルド) ちょっとしたアクセサリーを 作ってもいい
(ドルド)高値で売れそうだ (ミルド)うんうん
(ガビル) ゲルド殿! 見事な戦いっぷりでしたぞ
あの勇気 見習いたいものです
(ゲルド) ガビル殿こそ 獅子奮迅(ししふんじん)の活躍
いや 感服の至り
いやいや ゲルド殿!
いやいや ガビル殿
(部下)2人とも かっくい〜!
(リムル) カリュブディスの脅威が去り 中央都市リムルには平和が戻った
棚から ぼた餅的に 魔王カリオンと協定を結び
更にジュラ・テンペスト連邦国の 基盤が安定したのである
(リムル) やれやれ… 今回は さすがに疲れたな
(リムル) 助かったよ ミリム 改めて ありがとう
(ミリム) 大したことはないのだ
これぐらい当然なのだ
もっと 礼を言っていいのだ!
リムルも なかなかのものだったぞ
今なら 魔王になると言いだしても 私は反対しないのだ
(リムル) 魔王? そんなものになるわけないだろ
何かメリットでもあるのか?
メリット?
(リムル) ミリムって なんで魔王になったの?
なんでだろ?
何か嫌なことがあって ムシャクシャしてなった?
(リムル)いや 俺に聞かれても…
(ミリム) そうだな よく思い出せん
大昔のことだから忘れたのだ
(リムル)そっか
そうだ!
(ミリム)メリットがあったぞ (リムル)おお!
(ミリム)アハッ (エレン)あっ…
(リムル)ぐえ!
(ミリム) 魔王になったからこそ マブダチが出来たのだ!
ところで マブダチよ 私は仕事に行ってくる
(シオン)仕事? (シュナ)今からですか?
(リムル)突然だな おい
まあ これで 会えなくなるわけでもないのだ
しばしの別れなのだ
変身!
エヘッ
(一同)わあ〜! (拍手)
(リムル)ゲホッ…
ほかの魔王たちにも
この地に手出しせぬように きちんと言い聞かせておくから
安心するといいのだ
(リムル) ほかの魔王に会いに行くのか?
(ミリム)うむ 仕事だからな
(リムル) だまされないように注意しろ
(シオン) だまされないでくださいね
(シュナ) だまされちゃいけませんよ
(エレン) だまされないでくださいね
(ソーカ) だまされませぬように
みんな 心配性だなあ
私は賢いから だまされたりしないのだ
(ミリム)ワ〜ハッハッハ! (リムル)う〜ん…
(ミリム)では 行ってくるのだ
デュワ!
(リムル)おい 待て〜
って 行っちゃった
羨ましいくらい自由ですね
でも ミリム様らしいですわ
次に会えるときが楽しみです
(シズ) お願い あの子たちを… 救って
王都に… 早く
(リムル)あれ?
(リムル) ただの夢… じゃなくて シズさんの未練だよな
(シズ) だから 私は 引退して指導者になった
(リムル)指導者?
学校の… 先生
(リムル) ほう! 学校があるのか
(シズ) イングラシア王国って所でね
異世界から来た子たちの…
(リムル) イングラシア王国の王都か…
(リムル) ベニマルに
カイジン
リグル
ゴブリンライダーたち
ゲルド
リグルドに
一応 ガビルもいるし
しばらくの間 俺がいなくても問題ないだろう
(リムル)というわけで
俺は イングラシア王国に 行ってこようと思う
その子たちは シズさんが
魔王レオンに会いに行くことを 決意した理由のひとつだ
シズさんと約束したからな
(リグルド)お話は理解しました
しかし…
リムル様に何かあれば
せっかく まとまりを見せた ジュラの大同盟も
根底から崩壊するやもしれぬ
(ランガ) この我が 一緒に行くのだ 貴様たちは安心してよい
(リムル)ランガの言うとおりだ
力を合わせて この町の治安を守ってくれ
それぞれの役目を全うしてほしい!
(リムル)じゃあ 行ってくる
(ガビル) お… お達者で! お帰りを いつまでも お待ちします
(部下)ガビル様 繊細
ガビル様 優しい
(リムル) 大げさだなあ すぐに戻ってくるって
本当に すぐ戻ってきてくださいね!
旅のご無事を お祈りします
(一同)いってらっしゃ〜い!
(リムル) こうして 俺は旅立った
この世界に転生して2年
初めて人間の国を目指すので ちょっとだけワクワクした気分だ
イングラシア王国は 俺たちの国の西にある
そこには フューズらが所属する 冒険者の互助組織—
自由組合の本部もあった
立地的に 各国から集まりやすいからである
子供たちがいる学校 自由学園を作ったのは
シズさんの教え子だった
その名をユウキ・カグラザカ
名前からいって日本人だろう
まずは会ってみようと思う
フューズが 紹介状を用意してくれたし
何の問題もない
ランガのおかげで たった3日で
イングラシア王国の王都に 到着したのだった
(リムル) お前は俺の影に隠れていてくれ
このまま街に入ったら 大騒ぎになるだろうからな
(ランガ)はっ! 我が主(あるじ)
いつでも召喚に応じます お気をつけて!
(リムル) 王都に入るには 厳重な身分確認があった
魔物の侵入を防ぐ 魔法結界があったときの用心として
抗魔の仮面をつけてオーラを隠した
俺が魔物だとバレると面倒そうだし 念のためにね
それと フューズが用意してくれた身分証で
難なく王都に入ることができた
ごめん
人が多いな
(リムル) 俺たちの国とは大違いだ
まさに大都会
おっ マジか!
あれ ガラスか?
こっちの世界に来てから
これほど大きなガラス見たのは 初めてだな
教会か…
(リムル) あれ… 教会って 確か 魔物を目の敵(かたき)にしてるんだっけ
関わり合いに ならないようにしよっと
これが自由組合の本部か
ここにもガラス… 金 持ってんなあ
うお! 自動ドアかよ
(スタッフ) 紹介状 確認させていただきました
(スタッフ) グランドマスターが お会いになるとのことですので
ご案内します
(スタッフ)こちらへどうぞ (リムル)ああ
(リムル) 転送した? スパイやなんかを警戒しているのか
(スタッフ) ここで しばらくお待ちください
(リムル) さて グラマス… どんな人物か
(ユウキ)お待たせしました
(ユウキ)はじめまして
僕がグランドマスターの
ユウキ・カグラザ… カ…
(リムル) こちらこそ はじめまして リムル=テンペストだ
ジュラの大森林にて 魔物の国—
ジュラ・テンペスト連邦国の 盟主をさせてもらっている
その仮面… シズ先生の
(リムル) そうだよ 俺の正体は知ってるだろ?
俺はスライムで
食った魔物の姿に 擬態することができるんだ
食った… 魔物の姿
落ち着け 小僧
僕は悪いスライムじゃないよ
そのセリフは…
あのゲームは 俺もクリアしたぜ
お前がシズさんに教えたんだろ?
詳しい話を聞かせてもらえますね?
そのために来たんだ
なるほど! 最終回は そんな展開なんですね
そうか ベルダンディーが…
フッフッフ〜 ほかに聞きたいことはないかね?
俺が通り魔に刺されて死んだ時点で
ユウキ君の知りたい漫画やアニメは ほぼ完結しておる
無論だが 俺様は その辺は抜かりがない
押さえるべきは押さえる
それが紳士のたしなみだからな
さすがはリムル師匠!
ぜひ… ぜひとも ご教示を!
ゲームは どうですか?
「FF」は いくつまで出たんですか?
ナインティーンだな
そんなに…
ほかには?
サグラダ・ファミリアの完成が近い
おお! ついに
「いいとも」は終わった
マジですか〜!
お昼休みは じゃあ 何をウキウキウォッチングしろと?
「ボンボン」は もうない
ええ〜! 子供のころ 毎月 楽しみにしていたのに…
あっ! あれは完結しましたか? 「ガラスの…」
それは まだだ
まだ? じゃあ… じゃあ「ファイブスタ…」
それは 1冊ごとの区切りがいいから…
終わってないんですね
どう終わるのか 俺も知りたいぐらいだ
あとは歴代の総理大臣だが…
あっ それは どうでもいいです
(ユウキ) ハア… いやあ でも すごいです うれしいです
こうして聞けただけでも いいのですが
できれば 自分の目で確かめたかったです
“自分の目で”か…
紙はあるか?
(ユウキ)紙… ですか?
(リムル)ちょっと待ってろ (ユウキ)ん?
(リムル)へん〜しん!
おお! これが本来の姿なんですね
(リムル)ほい 完成っと
どんな手品を使ったんですか 師匠!
(リムル) フフフフフ それは企業秘密だ
(リムル) 大賢者(だいけんじゃ)の能力を
フル活用した成果である
取り込んだ紙に 俺の記憶を 再現させたイメージを複写したのだ
(大賢者) 告 能力のムダ遣いです
(リムル) バッカ! こういうのこそ 非常に有効的な活用方法なんだよ
(リムル) さあ 紙を どんどん用意しなさい
続きが読みたいのならな
(ユウキ) ありがとうございます 師匠〜!
フッフッフ… これで俺が
悪いスライムじゃないって 分かってくれたかね
もちろんですよ
シズ先生のことは残念ですが リムルさんを信じます
これは あとで ゆっくり楽しませてもらうとして…
今回 ここに来た目的は何ですか?
例えば 帰還方法を探している… とか?
いや 違うが…
帰還って できそうなのか?
まあ 可能なら とっくに帰ってるだろうからな
俺は もう諦めてるよ 火葬されてるかもしれないし
(ユウキ)一方通行みたいでしてね
ですが 僕は 可能性がないとは思っていません
日本にも 鬼や悪魔の伝承はありましたし
世界各地で 似たような 神話や逸話が残されています
ですので 何らかの条件が満たされれば
移動が可能になるのではと…
(リムル)なるほど
帰還が目的ではないとすると 一体 何をしに?
俺は のんびり生活できたら それでいいんだけどな
町も作ったし 仲間と一緒に 楽しくやるつもりだった
だけど ちょっと気になることがあってさ
気になること…
シズ先生の未練さ
(ユウキ) なるほど シズ先生の未練…
自由学園の子供たちですか
それが シズ先生の意思だというのなら…
そうですね
リムルさん 僕も あなたに託してみることにします
(リムル) ユウキの計らいで 俺は学校で教師をやることになった
シズ先生の教え子たちを 今度は俺が教えるのだ
ちなみに 教師には専用の寮がある
しかも 3食付き!
日当は銀貨10枚 結構 待遇がいいぞ
(ユウキ) リムルさん ヒナタ・サカグチを 知っていますか?
(リムル)ヒナタ・サカグチ?
(ユウキ) かつて シズ先生の教え子でした
(リムル)ああ… もしかして
シズさんのもとを去った っていう子か?
(ユウキ)そうです
全盛期のシズ先生は
上位精霊のイフリートを 完全に使役していましたが
ヒナタは 15歳にして
そんなシズ先生を上回る強さを 得ていました
(リムル)ふむ
(ユウキ) それだけで 彼女の強さが推し量れると思います
(リムル) 全然 推し量れないから 黙っていよう
(ユウキ) なんで こんな話をしているのか 疑問に思うかもしれませんが…
(ユウキ)ヒナタや僕たちのように
自然に世界を渡ってしまった “異世界人”と
5人の生徒たち“召喚者”の違いを 知ってほしいのです
召喚者?
(リムル) ヴェルドラに聞いたな
(リムル) 召喚者… 異世界人とは違うのですか?
(ヴェルドラ) 30人以上の魔法使いで 何日もかけて儀式を行い
異世界から呼び出すのだ
強力な“兵器”としての役割も 期待されておる
(リムル)兵器?
(ヴェルドラ)召喚主のな
召喚者は召喚主に逆らえないように 魔法で魂に呪いを刻まれる
何らかの目的を持って呼び出される 召喚者には
必ず その目的に見合う力が与えられます
それこそ 人類の切り札となりうる “勇者”のように
世界を渡る際に 肉体が作り変えられるのですが
その際に 大量のエネルギーを取り込んで
能力の獲得が行われるようです
召喚のとき 子供が 呼ばれてしまうことがあります
子供たちの成長途上の肉体に
身の丈に合わぬ大量のエネルギーが 取り込まれると
やがて その身は 行き場のないエネルギーにより
焼き尽くされることになります
ちょっと待てよ
じゃあ その5人の子供たちって…
ご想像のとおり 召喚されたんですよ
それって 大丈夫なのか?
あの子たちは 各国が 勇者召喚で失敗した者たちです
それをシズ先生が引き取り なんとか救おうと努力していました
各国?
召喚には国が関与しているのか?
(ユウキ) ええ それが世界の選択なのでしょう
魔物へ備えて軍を強化するよりも
飛び抜けて強い異世界人を 1人呼び出したほうが効率がいい
そう考えたようです
シズ先生の強さを ご存じなら
その意味も 理解できるのではないですか?
しかし…
シズさんが この世界を嫌っていたわけだ
それで 子供たちは どうなるんだ?
現在 確認されている最長の記録で…
5年
5年…
(ユウキ) 崩壊を防ぐすべは 見つかっていません
10歳未満で召喚された子は
ほぼ例外なく 5年以内に死に至るのです
おかげで どの国も 素直に子供を 引き渡してくれるのですけどね
(リムル) それじゃあ その子たちを 俺がどうしようと
文句は出ないんだな
何かするつもりなんですか?
それがシズさんの願いなら 俺が引き継いでやるさ
(ユウキ)お願いします
もし できるのならば あの子たちを救ってください
(リムル) 俺は 俺のできることをする
今までも… そして これからも
よし!
ち〜っす! 今日から 君たちの担任に…
(リムル) おいおい 残りの寿命は 少ないんじゃなかったっけ?
あり余るエネルギーに任せて 大暴れしてるんじゃないのか?
(リョウタ) ケンちゃん かっけ〜!
(ゲイル) それ必殺技だろ? ついに完成したか!
(アリス) でも 詰めが甘いわね よけられてるじゃないの
(ケンヤ)うっせ! 次は当てるぜ
(リムル) あきまへん あきまへん こりゃ あきまへんわ
学級崩壊してもうてますやん!
(クロエ) なんか… シズ先生に似てる
(アリス)え? そう?
全然 似てねえだろ
(リムル) ケンヤ・ミサキ 10歳
リョウタ・セキグチ 10歳
ゲイル・ギブスン 11歳
アリス・ロンド 9歳
クロエ・オベール 10歳
ん? 何か反応したような…
ヴェルドラ… か?
しっかし… 余命わずかだっていうから
もっと素直な子たちだと思ってた
ちょっと憂鬱
(大賢者) 次回「シズさんの教え子達(たち)」
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