Back

The first sight after going off the ordinary rail | wasabi | TEDxYouth@Kobe

0:00
0:00
Alt/Option + P · ← →
Subtitles
100%
Transcript Viewed 0 / 211
Jump to sentence plays continuously
Japanese
1
字幕: Hiroko Kawano 校正: Noriaki Ohta
2
はい こんにちは wasabiです
3
みなさんに突然ですが 質問します
4
みなさんは今 —
5
「なんでも出来る なんでもしていいよ」 と言われたら
6
一番 何がしたいですか?
7
こんな突拍子もない質問を いきなりされても
8
ぱっと思い浮かばないかもしれません
9
もしくは そろそろ眠くなってきてて
10
今 「寝たい」と即答した人が いるかも知れないんですが
11
ちょっとそれはもう少し我慢してもらえたら 嬉しいなと思います
12
何が言いたいかというと
13
今 こう聞かれて ぱっと思い浮かばなかった方
14
自分のできることとか したいことっていうのを
15
もしかしたら 夢っていう 高いレベルで 考えたかもしれないんですが
16
それを 自分の欲っていう
17
もう少し身近なレベルに落とし込んで 考えてみるとどうでしょう?
18
たとえば
19
「もっと美味しいものが食べたい」とか
20
「もっといっぱい寝たい」とか
21
「もう少し違う仕事してみたいな」とか
22
「もっと休みが欲しい」
23
「もっと旅行に行きたい」とか
24
色々出てくるんじゃないでしょうか?
25
こんな欲くらい 誰だってあると思うのですが
26
案外この欲に 素直に従っている人って
27
そんなに多くないのではないかなと 思っています
28
世の中は本来自由で いろんな考え方が存在します
29
私たちの頭の中も同様です
30
何を考えたっていい —
31
何を欲したっていいわけです
32
この欲に従っている人は そんなに多くないと思っています
33
でも私は 自分の欲に素直になりたい
34
こういう枠から外れてみて その先の人生に
35
どんな景色が見えるのか? それを見てみたい
36
そう思いました
37
だから私は 怖かったんですが
38
一歩を踏み出してみることにしました
39
今日は 実際私が何をしたのか
40
それについてお話ししたいと思います
41
まず 私は 大学を卒業した後に 就職活動をしませんでした
42
なぜなら 日本の就職活動には
43
おかしなところがいっぱいあると 思っていたからです
44
たとえば 学業を妨げるような早い時期からの募集
45
自己分析をして他人と差別化を図る中
46
結局 最終的には みんなと同じような格好 —
47
同じような立ち居振る舞いで 面接に向かう学生たち
48
そして それを後押しするかのような
49
社会的なプレッシャー
50
こういうものです
51
こういうものを みんな
52
心の中ではどこかおかしいと 思っているはずなのに
53
なぜか 従来のやり方に従っています
54
それは なぜだと思いますか?
55
答えは簡単です
56
今までずっと レールが準備されてきたからです
57
でも レールといわれても ピンとこないかもしれません
58
私も実際そうでした
59
実際 私が高校生くらいのときは
60
まさか それまでの自分の人生が
61
レールの上に乗っかっているだなんて 考えたこともありませんでした
62
なぜかというと それまでは
63
自分の人生のこの先が 実は準備されていないんだということを
64
知らなかったからです
65
どういうことかというと
66
人は 今自分がいる場所から 一歩外れて —
67
レールから外れて見ないと
68
自分がレールの上にいるのかどうか さえもわからないんです
69
日本の社会システムは
70
幼稚園 小学校 中学校 高校
71
そして大学 就職という
72
途切れない 間のあかないシステムに なっていると思います
73
そして 大多数の人が 大体 この同じルートをたどります
74
考えてみれば 私たち日本人の多くは
75
一回立ち止まって
76
何が好きなのか 自分は何をしたいのかというのを
77
考えなくてもいいシステムの 中にあると思います
78
そして 私が このことに気づいたのは
79
就職活動をするかしないかを迫られた 大学4年生のときでした
80
私は思いました
81
ああ ここからは自分で自分の人生 決めて行かなきゃいけないんだ
82
私はとても悩みました
83
海外でフリーランサーになりたい という思いはあったのですが
84
今までずっと こんな風にして
85
何かの集団に所属してきていたので
86
学生でもない 社会人でもない
87
肩書きが使えない ただの人になるのは
88
一体どういうことなのか 全く想像がつきませんでした
89
それを考えただけで 自分のなかのアイデンティティが
90
大きく揺らぐような 危機感を覚えたことも事実です
91
でも 私には
92
一つだけ譲れない夢というか
93
欲がありました
94
それは ヨーロッパに住み
95
自分の好きなことで働くという 夢というか欲です
96
私はこの自分の 小さい欲望をかなえるためには
97
一体 どうしたらいいのかを 考えました
98
最初は日本の会社に就職して
99
経験を積んでから海外に行くということも 考えたんですが
100
それは自分の欲に反していることでした
101
なぜかというと 私は すぐに行きたかったんです
102
もちろん 会社に入れば
103
経済的にも そして 精神的にも 安心感が得られるかもしれません
104
でも 最初は自分のやりたいことを
105
好き勝手に選べないかもしれないですし
106
やりたくもない仕事を経験のためといって こなさないといけないかもしれません
107
第一 時間がかかります
108
だから私は もちろん怖かったんですが
109
一歩を踏み出してみみることにしたんです
110
でも 最初は
111
海外に渡って 新卒で フリーランサーになるという考えは
112
いろんな人に否定されました
113
「いきなり海外で 経験なしで 新卒でフリーランサーなんて
114
難しいでしょ」
115
とか
116
「一旦 就職しないと社会人としてのマナーが 身につかないよ」 とか
117
一番多かったのは
118
「フリーランサーっていうのは 普通 就職してからなるものなんだよ」
119
という アドバイスでした
120
私はこう言われて 本当に心細くなってしまいました
121
周りに 同じような経験をしている人も いなければ
122
この選択を応援してくれる人にも なかなか出会えなかったからです
123
でも私は 一つだけ分かっていたことがあります
124
それは こうした言葉を かけてきた人たちは誰一人として
125
海外に渡って新卒で フリーランサーになったことがなかったんです
126
当たり前ですが 人は
127
自分が経験していないことについては 語れません
128
だから私は こうした言葉を 一旦無視してみることにしたんです
129
結果として 今は
130
あのとき無視して本当によかったなと 思っています
131
こうして今 私は 海外でフリーランサーとして
132
翻訳 ブログ ライティングなどの仕事を
133
自分の好きなだけ やることができています
134
自分の人生を自分で構築している感覚が とってもあります
135
こんな人生もあるんだなと 今すごく驚いていますし
136
こんなライフスタイルは
137
日本を出る前には 全く考えられないことでした
138
でも 今は 時代の流れも IT化が加速して
139
こうした自分で決める ライフスタイルというのを
140
後押ししてくれるんです
141
その最もいい例がブログです
142
[こんなやり方もある!をブログで発信]
143
私は去年の秋から本格的に ブログ更新を始めたのですが
144
ブログの更新を始めたきっかけは とっても些細なものでした
145
せっかく 海外に来て
146
こうして 人と違う経験をしている 自分だからこそ
147
何か語れるものがあるんじゃないか? そう思って
148
自分が海外で新卒で フリーランサーになった経緯や
149
海外で見える多様なライフスタイル の可能性を
150
ブログでシェアしてみることにしたんです
151
すると ある日
152
私が書いたこの記事
153
この記事がフェイスブックやツイッター などのSNSを通じて
154
たくさん方に読まれシェアされました
155
そのときの私の ブログの1日の訪問者数は
156
10人未満という 本当に無名なブログだったんですが
157
この記事が単体で 大きな反響を呼んで
158
私だけが感じていたと思っていた 違和感や
159
別のライフスタイルの可能性に
160
共感してくれる人が現れたんです
161
私はとっても嬉しかったですし
162
インターネットの可能性を 感じた瞬間でもありました
163
そしてもう一つ 大きな反響を呼んだ記事があります
164
それは 今欧州で話題となっている 難民問題に関する記事です
165
日本では 難民というと 生身の人間であることがイメージしにくい —
166
どこか遠い存在であるかのように 思われているかもしれません
167
そこで 私は ドイツにやって来たシリア人の
168
難民となってしまった友人に インタビューをし
169
難民という人が 本当は何を思っているのか?
170
そしてどんなことを経験して来たのか?という
171
あまりニュースでは 語られない部分をシェアしたところ
172
公開直後から50,000[ページ]ビューを超える 大きな反響を戴くことができました
173
記事は本当に多くの方に読まれ
174
社会的に影響力のある 著名人やジャーナリストなどにも
175
シェアしてもらうことができました
176
私はその時思いました
177
こんな自分でも世の中の意識を 変えることができるかも知れない
178
今は 年齢も性別も経験だって関係ない —
179
ただ 人の心に真っ直ぐ届くものが 書ければ
180
それがちゃんと人に届く時代に なったんだなと
181
自分自身が こういう経験をしていて感じるのは
182
この変化の速い時代 — ひと昔前まで常識だったことなど
183
いとも簡単に変わってしまう ということです
184
ひと昔前であれば 私のような無名な人間が
185
自分の意見を 発表できるような場所もなければ
186
それをこんなに多くの方に 読んでもらうなんて
187
考えられないことでした
188
でも 今は違います
189
だからこそ — 誰もが常識に思っていないことこそ —
190
誰もが疑問に思っていないことこそ —
191
それが本当に 「自分にとっては 本当なのかどうか」というのを
192
確かめるクセをつけて下さい
193
考えることは 人に より多くの可能性を見せてくれます
194
そして それを実際に行動に移すことは
195
人により多くの選択肢を与えてくれる と思うからです
196
私は この度合いが増えれば増えるほど
197
人は自由になるんだと思っています
198
実際 私がこうしていられるのも
199
常識という波に負けず 自分で疑問を持ち続け
200
それを実際に行動に移したからこそだと 思っています
201
私は今 何でもできるなという 気がしています
202
そしてみなさんも 何でもできるんです
203
もっと多くの方に 自分が持っている可能性 というのに気がついて欲しい —
204
自分が好きなことは何か?
205
自分がしたいことは何なのか?というのを
206
素直に心で感じ それに向かって最短距離で動くんです
207
たとえそれが 常識外れに見えるとしてでもです
208
私はその時こそ 人が本当に 自分の手で自分の人生を
209
切り拓いて行く瞬間 なのではないかと思っています
210
ありがとうございました
211
(拍手)
Scroll to Top